こんにちは!

タイトルにも書いたショパンのエチュード、25-1エオリアンハープに大変手こずっています。





6月末が本番なのですが.なかなか苦心散端しているところです。どちらかと言うと、普段はテンポがゆったりした曲が多いのですが、この曲は指さばきの速さが必要です。


そして、何よりも、小さな音符の記譜があって、通常の大きさの音符があって、2種類の音符のタッチと音色を変えなければなりません。


メロディーラインは、ショパンらしく、美しくなければならず、小さな音符ばかりを意識していると、いつの間にか、メロディーラインが雑になってしまうのです、私の場合ですが。


レッスンしていただいた先生がおっしゃるには、小さな音符の指さばきのためのエチュードではなく、手首の解放のためのエチュードだということでした。


エオリアンハープとは、文字通り風の音や雨の音、小鳥のさえずりとか、自然が奏でる楽器と思ったらいいのでしょうか。


そんなふうに、想像したら、なんて素敵なタイトルなんでしょう❗️

タイトルにこれ以上ないほどふさわしい楽曲だと思います。


刻刻と移り変わるハーモニーの変化も、自然の移り変わりを芸術に昇華した感じがします。


2020年に訪れたポーランドのショパンの生家に至るまでのバスから眺めた風景が蘇ってきました。


まだまだ私の技術では足りないけれど、作品を愛する事はできるよねと思いながら、今日もピアノの蓋を開けようと思います。