リストカットって思春期の女性の話だとばかり思っていましたが、かみさんの親戚の中に、亡くなられるまで頭はキレますがほぼ寝たきりの状態のおばあさんがおられました。その方は自分の子供に下の世話をしてもらうのが苦痛みたいでその反動なのかいつも自分の子供に辛くあたられていました。それも一因かもしれませんが度々リストカットして病院に運ばれていましたね。それを聞くたびにかみさんのお母さん(我が家のおばあちゃん)は「ああはなりたくないものね」とこぼしていました。

 月日は経ってそのおばあちゃんも今年で84歳。1週間前から血圧が上がり気味で息切れと腰痛に悩まされていました。昨日はとうとう1日がかりの健康診断(CT,胃カメラ、血液検査)を受けさせました。かみさんも6時間も付き添っていました。ほとんどが待ち時間だったそうで、二人ともそれに疲れたとこぼしていました。診断結果は、逆流性食道炎が見られる他は特に目立ったところはなしとの診断でした。さらに循環器系などの受診を薦められましたが現在はほぼ元に戻ってきていますので様子見と言うことに決めました。

 おばあちゃんも頭は明晰。恐らく90歳までは生きられそうですがかつての親戚の方と同じ状態になってしまわないかを今は自身心配されていす。私はそのような“かみさん親子”を見るのは耐えられない気がします。

 更年期障害で悩んでいた時のかみさんを見てきているので、かみさん自体が耐えられないんじゃないかと心配しているんです。