日本の至る所にある過疎地域出身者の誰もが、ほんの半世紀(50年)ほど前までは自分の父母兄弟と共に汗して山林を活用し育て、田畑を耕して作物を育てていたんじゃないかなあと思います。私含めてそのほとんどの人が今はその地を離れ何の関係性もない職業について家族を養っているでしょう。もう絶対にかつての地に戻ることもないですよね。ご祖先さんが苦労して開拓し維持してきた土地もあっという間に荒れさせてしまいました。ご先祖のお墓だって藪の茂みに覆われさせてしまいました。幼い頃は毎年連れて行った自分の子供達さえお墓の場所を言えなくなっています。新型コロナ禍の今だからこそ思うんです。昔であれば、ほんの一か月くらいの活動停止(ステイホーム)ごときで食うことには決して困らなかったでしょうにと。だれもがほとんを自給自足でしたから。1次産業の従事者があまりに減ってきていますね。それらの技術はそうたやすくは身に付きませんのに。今はどの国も鎖国状態。これもよし。自国での自給自足を基本としましょうよ。今後またウイルスが蔓延しても被害はその国だけ、いえいえ一地域だけに局所化できるかもしれませんよ。人のつながりもまた復活するかもです。人はどこに行く(向かう)必要があるんというんです?