昨日、ウォーキングの帰りにスズメの雛が歩道に落ちており、周囲を見渡しても巣らしきものもなく親鳥もいなかったので法律ではよくないと分かっていましたがかわいそうに思い家に持ち帰って育ることにしました。帰るとみんなから怒られましたが、夕飯の準備途中のかみさんが水を与え、出産したばかりの娘は自分の子を抱っこしながら指で温めたりしていました。パクパクとその時は元気になったように見えました。僕は急いでホームセンターに餌を買いに出掛けました。帰ってみると作ってもらった巣箱の中に硬直した雛がいました。かみさんが指でこすったり、息で温めたりして蘇生させようとしましたが駄目でした。みんなは、最後に”死んだよね”とお互い確認し合って私が庭に墓を作って埋めることにしました。実はかみさんも6年前会社の帰りに雛を拾ってきてその雛を家族みんなで最後まで育て切った経験がありました。私は年賀状やfacebookにも自慢して載せた記憶があります。その時の写真もいっぱいあります。今回はその時の雛よりだいぶ幼くて殆ど羽が生えていませんでした。その違いを娘に言いたくてその時の写真をテレビに映し出そうとしたら、娘曰く ”一人でパソコンで見て!” 自分が今抱いている赤ちゃんに今度のひな鳥のことを置き換えているのでしょうね。悪いことをしました。

 スズメといえば1年くらい前から私は庭先で餌付けをしています。仏壇供える仏飯をゴミに捨てるのはもったいないと考え毎朝餌に作り変えています。20羽位が日の出とともに庭先にやってきて餌を食べて帰ります。餌の作り方は仏飯を水に浸して指で一粒一粒にほぐし、水を切って3時間ほど皿で乾かします。朝方、電子レンジで4分20秒チンして平たい煎餅状にしたのを指で米粒に戻していきます。そのままの仏飯は塊なので、野良猫か蟻の餌になってしまうんです。兎に角、昨夜みんな後味の悪い思いをして床につきました。