断食後の食事はとんでもなくおいしいです。

写真は一回目の断食を終えた回復食です。
重湯、スッキリ大根、梅干し、かぼちゃの煮物。


小学生の頃なら、おばあちゃん作ってくれる飯味気ないわーーーとため息出るラインナップですが、

バッキバキに味をビンビン感じます!
米の甘さ、優しさに感動してすぐ、今まで気づけなくてごめんねーーー!ってなります。
もう味じゃない。ストーリーを感じます。
口に入れた瞬間、お米農家、野菜生産者の顔、サイコメトリーです。
脳内に浮かぶのは義父です。(作物を育て送ってくださる)

かぼちゃを日本に初めて持ってきたポルトガル人もサイコメトリーです。
癖づいたため、南蛮服を着た義父です。


あとスーパーマーケットに行くのがとても楽しかったです!

3日間断食
回復食のスッキリ大根(一日目)
重湯とスッキリ大根と野菜の煮物(二日目)
お粥とスッキリ大根と野菜の煮物(三日目)

やっと普通にご飯が食べれます。
断食中はとにかく脂っこいラーメンが食べたくなり、夜な夜なネットで店舗を検索しては、苦しみながら寝ていました。
You Tubeで大食い動画を観て僕も大きなステーキ肉にかぶりつくんだ!と夢を膨らませてました。

断食、回復食を経てスーパーに向う僕が思うことは一つ 魚食べたいな です。

あれだけ、欲しかった物を欲しいと思わなくなってました。
ヨダレを垂らしながら小指人差し指親指を立て、ブチアゲでスーパーに行くのではなく、
半眼で、仏の顔ですぅーっとスーパーに行きます。外面は半眼だけど内面楽しいです。

食材が輝いて見えます。

その中でも一際、黄金に輝いている
もう天井の向うへ一本の光の筋が立っていた鰤を、ブリ大根にしました。




うんめぇーしか言葉が出ません。
大根とブリの骨の出汁が溶け込んだ汁をすする手が止まりませんでした。

一本の光の筋が立ってた鰤なので当然です。

きっとウニ初めて食べた人も、あの得体のしれない黒い外見から一筋の光を見たんだと思います。