ビブリオバトル

先週日曜日に読売新聞社主催の第二回全国中学ビブリオバトルの決勝大会に出演させて頂きました!

ビブリオバトルとは、参加者各々が好きな本を持ち寄り、5分間のプレゼン、3分間の質疑応答を経て一番読みたくなった本(チャンプ本)を決めるというバトルです。
知的書評合戦です。

角座で行われたオジンオズボーンさんのライブ「芸人ビブリオバトル」で優勝をし、それを見ていた、主催の方に呼んで頂いたのです。

全国から集まった選りすぐりの読書家中学生がしのぎを削る知的書評合戦!
に中学時代、本も読まない、読むのが面倒だからRPGゲームも挫折した小野島徹が優勝プレゼンを披露、、


ゲストに小説家の森絵都さん、深水黎一郎さん!!
そして小野島徹、、


よみうり大手町ホールの楽屋!!
に小野島徹、


という嬉しさを越える未曾有の恐怖を抱きながら出演させて頂いたのですが、
結果、とても充実した1日となりました!


ゲストとのトークコーナーで
「国語の読解問題が苦手ですどうしたら良いですか?」という中学生からの質問がありました。

森さん、深水さんお二人とも読解問題はコツ、傾向と対策だと仰ってました。
お二人とも自分の文が問題になった時、
解いてみると間違うことがあるそうです。

本を楽しむのとは別だと。

中学時代の僕はこの読解問題が解けないことで本を読めない奴なんだと自分を卑下してたのですが、
作者も間違えるというお話聞けて心が救われたような気分になりました。



深水さんとは、終わりの懇親会でもお話させて頂きました!
僕が紹介した「六枚のとんかつ」の著者、蘇武健一さんと深水さんはお知り合いで、「蘇武さん、喜ぶと思いますよ!」と、
今度蘇武さんにお会いしたときに僕がプレゼンしてたことを伝えると仰ってくれました。

深水さんの作品「最後のトリック」は全国高校ビブリオバトルでチャンプ本に輝きました。

作者としてとても嬉しいことだそうです。
作家は一人で黙々とする仕事だけど、そうして作った自分の作品が確かに誰かに届いている。
愛ですね

周りでは、各地方から来た中学生が卓を囲み楽しそうに本の話をしてるのを見て微笑ましかったです。
愛ですね

スタッフの大学生の方とお話したら、
元々高校生の時にビブリオバトルに参加してたそうです。
愛ですね

ウォッ!!オッベイベーっ!ダダダダッダ!

と玉置浩二セルフカバー「愛なんだ」が聴こえてきますね!

とても貴重な経験も
蘇武さんの「六枚のとんかつ」に出会えたからです。
ありがとうございました!