昨日のボウリング県大会の帰りに、まだ独身の時に毎日のように通っていた練習場へ寄ってみた。

 そうしたら、その日のレッスン担当がシニアツアーに出ていて昨年優勝もしている池内信治プロ。

 群馬ローカールのゴルフレッスン番組を担当していて、いつもその番組を楽しみに見ているので、これはチャンスと思い、20分二千円のレッスンをして頂いた。

 どんな悩みがあるのか尋ねられたので、シングルになりたい、ファイウエイウッドと6番アイアンから上が失敗する悩みを訴えた。

 そうすると「何でもいいので何発か打ってみて」と言うことでピッチングで5発ぐらい打ってみた。

 俺とゴルフを一緒にされた方は気付いていらっしゃると思うが、俺のスイングはぎっくり腰を嫌ってのスイングになっており、テイクバックのトップ位置、フォローのトップ位置共に極端に低い位置に納まる。

 それから、ルーティーンをとても自分の中で大切にしていて、一打一打しっかりボール飛球線後方からみてスタンスをとっている。


 上の2つの様子を見て、まず言われたのが、「ルーティーンはいいことだけど、何を意図しているかが大切」と言うこと。

 打つ方向は見ているけど、どのようなボールで、どういう高さで、どのような強さで、どのくらいの風が吹いているのか、天気はどうか、等を考えているかを聞かれた。

 きっちりルーティーンをとるのも大事だけど、自分の打ちたいボールを完全にイメージできるかが大切なんだとおっしゃった。

 そしてイメージしたボールを打てるような構えをとる。

 そしてショットに関しては、

「曲がらないスイングにはなっているが、長いものが打てるスイングでは無い」

理由は、

「ヘッドが全く動いていない。ゴルフはヘッドの動きが命、肩や腰の回転でゴルフをするのでは無い」

と、おっしゃった。

例として、

「急斜面でショットするときなど腰も肩も一切使わないで、腕だけを使ってヘッドを大きく動かすショットをしなくてはならない」と。

このあとは技術指導になったのだけど、

 たった5球で俺の欠点を全て見抜きそして、「シングルになるにはこれだけは必要だと言うこと」を惜しげもなく教えて頂けた。

 この20分のレッスンはプライスレス

 俺のゴルフ人生を大きく変えるかもしれないレッスンでした。