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たまには、こんな記事も書いてみたいけど・・・・
http://www.iris-pet.com/nyan/ 様からお借りした記事です

ミュウちゃん、外出猫と同じなので、5種のワクチンをして、熱が出るそうなので、安静にしています



猫のワクチンについて


猫のワクチンには、3種混合、4種混合、5種混合という種類があります。
猫のワクチンとしては基本のワクチンで、主に屋内飼育の猫に適しています
【3種混合ワクチンで防げる病気】
(1)猫ウィルス性鼻気管炎
(2)猫カリシウィルス感染症
(3)猫パルボウィルス感染症
(1)猫ウィルス性鼻気管炎、(2)猫カリシウィルス感染症 について
これら二つの病気は、目ヤニ、クシャミ、鼻水などカゼの様な症状がでる病気です。残念ながら、ワクチンを接種していても感染の可能性はあります。しかし、ワクチンを接種していれば感染しても症状が軽くて済みます。
飛沫感染(空気感染)ですから屋内飼育でも感染することがありますので、屋内飼育の猫にもこのワクチンは必要です。しかし、多くの猫はすでに子猫の時に親などから伝染している場合が多いようです。
猫ウィルス性鼻気管炎・猫カリシウィルス感染症の詳しい症状・治療方法については「症状から調べる 猫の病気」で紹介しています。
 →症状から調べる 猫の病気「猫の上部気道感染」


(3)猫パルボウィルス感染症について
これが一番重要なワクチンです。
猫パルボウィルス感染症は、吐き気から始まり5~7日で死亡する大変危険な病気です。治療しても致死率は50%にもなります。ウィルスが原因ですが、通常の消毒薬では死滅しないウィルスで100度のお湯をかけても感染力は持続します。糞とともに排泄されたウィルスは屋外での紫外線にも抵抗性があり、6ヶ月ほど感染力を維持するという大変やっかいなウィルスです。 このパルボウィルスは完全屋内飼育の猫でも感染することがあります。飼い主が靴などに付着させて外部からウィルスを持ち込む為です。しかし、ワクチンを接種していれば感染することはありません。屋内飼育のみであれば、通常この3種混合ワクチンを接種していれば安心ですし、ペットショップなどで伝染したり、病気で入院した場合に2次感染を受けることもありません。
猫のパルボウィルス感染症の詳しい症状・治療方法については、「症状から調べる 猫の病気」で紹介しています。
 →症状から調べる 猫の病気「猫のパルボウィルス感染症」



外出猫の場合、3種混合ワクチンにプラスして、白血病ウィルスのワクチンも必要です。これで4種混合ワクチンとなります
(4)白血病ウィルス感染症
ウィルスによって腫瘍が発生する病気です。母猫から分娩や授乳を通して感染した猫は1年以内、噛み傷など他の猫から感染した場合は感染から3年ほどで腫瘍が発生します。できる腫瘍は様々ですがリンパ腫が最もよく見られる腫瘍です。発症した場合は抗ガン剤で治療して約1年の余命です。しかし1ヶ月もしないで死亡する例も多くあります。
ケンカや舐め合いなどで感染するため、屋内飼育の猫では感染の危険はありません。多くがケンカで感染すると思われ、外出する猫は注意が必要です。一番感染率が高いのはケンカの多い未去勢のオス猫です。これは猫のエイズも同じです。
しかしこの病気はワクチンの接種により感染を防ぐことができます。


さらに、4種混合ワクチンにプラスしてクラミジアという病気に対するワクチンを加えると5種混合ワクチンとなります
(5)クラミジア病
くしゃみや咳など、風邪の様な症状を出す病原菌(クラミジア)が原因の病気です。
これが現在一番種類の多いタイプのワクチンですが、最近発売になったばかりで、まだ普及していません。