PSMA治療。
いよいよ開始となりました!
リクライニングも出来る快適なチェアに座り
今から放射線を入れていきます。
ルテチウムを注入中。
入れている時間はたった15分。
なんだか呆気なく終わります. . . .
体調は今のところ特に変化無し。
放射線の関係で通訳の阿部さんも離れて
しまってます。
この間、放射線技師のカトリーヌさんとの
会話が大変でした. . .
カトリーヌさんは感じの良い人で色々気を
使ってくれます。本当に良い方に当たったと
思いました。
実カトリーヌさんこの日がこの病院での仕事
が最終日だったようで私が最後の患者になった
ようです。
放射線を入れた後はひたすら点滴と口から水分を
入れ放射線を尿で出す作業です。
これには時間がかかる為、途中昼食も出ました。
フィッシュ&チップスでした。
これ以外にもサンドウィッチやデザートも。
点滴をしながらですので超食べにくい. . .
お味は普通でした . . .
午前10時に病院の受付をして終了は3時頃です。
この治療(私の場合、目的はPSMA-PETですが)
を受ける為に多くの時間と費用を費やしてきました。
取り敢えず目的は達成しました。
これから帰国し放射線による標的治療の予定です。
但し放射線が体内に残りますので暫く
オーストラリアに滞在しなければなりません。
長時間人に近づけないので寝る時も妻とは
別々です。
トイレは必ず2回流す、沢山水を飲み放射線
を排出し続ける。
これから数日間はこんな生活となります。
身体から出る放射線量が規定値以下に下がった
事を確認してワラタ病院を出ます。
後日 目眩と吐き気で少し不安な状況と
なりましたが一時的な症状でした。
しかし治療後の観光予定等は入れない方
が良いと思います。
〜まとめ〜
PSMA で写らなかった仙骨の転移癌は、
PSMA 発現が無い癌なのか?
又は何だかの理由で消失したのか?
元々癌ではなかったのか?
帰国後 調べてみる必要有り
(個人的な考えですが、PSMA が発現する癌
と発現しない癌が同じ身体の中でも混在する
場合があると思います。)
DWIBS は国内で行うものとしては非常に精度
が高い可能性がある。
オーストラリア長期滞在は思った以上に
疲れる為、体調が悪くなってから行う治療
ではない。元気なうちに行うべき。
(私の場合 英語スキルが低い為
会話ストレスが大きかった。)
ポケトークは不要。スマホのグーグル翻訳
で十分
費用は諸々で260万円。夫婦2人分 パスポート
取得から現地での食費を含む滞在費 通訳、
現地サポート費等の総額です。観光代も含んで
ます。
(アパート型のホテルにして自炊にて費用を
抑えるつもりだったが、外食も多かった。)
本来はPSMA治療は3回が基本だが目的が
PSMA-petctの為治療は1回とした。
(よって1回分160万円を含む)
治療効果の有無は今後の検査で明らかになる。
現段階では不明。
PSMA 渡航編は今回で終了です。
今後、この治療を考えている方にとって
何かの参考になれば幸いです。