又々 続きです。
カヤックを引き上げた男性の指示通り ひたすら走って
いると1台の軽自動車が見えました。
そこへ先程の男性2人がカヤックを担ぎ土手を登ってきました。
この男性2人は『アルプス ライン クルーズ』 という
安曇野でラフティングを専門に行なっている観光 レジャーの
仕事をされている方でした。
昨日消防(レスキュー隊の方?)から連絡があり事故現場の調査に
来たとの事です。
写真を撮るだけのつもりだったが、取れそうだったので引き上げで
下さったとの話。
その現場にたまたまタイミング良く私達が橋桁に来たという事です。
お礼をしようとしましたが、仕事ですのでと言って一切 お金を
受け取って頂けず どうやって恩返しすれば良いか....
男性2人は、昨日の事故状況をヒアリングし 颯爽と軽自動車で
帰って行きました。
妻と2人 諦めていたカヤック を目の前に奇跡のような状況に
ただただ呆然としていました。
カヤック は流石にフレームも歪み船体カバーも破れ無傷ではありませんが
それでも見捨てて帰るのを覚悟していた私達にとって 自宅に持って帰れる
事は、とても嬉しい事で、本当に奇跡だと思いました。
それにしても長野県警の方々 消防 レスキューの方々 今回の男性といい
なんて優しい方ばかりだったのでしょう!
申し訳無い気持ちと久々に人の優しさを感じられた貴重な体験をする事と
なった 信州安曇野のキャンプでした。
アリュートが復活するのかは現段階では全くわかりません。
これからは事前の調査をしっかり行い事故の無いよう アウトドアを
楽しみたいと思います。 反省