先日の続きです...

 

愛車ならぬ愛カヤック を見捨てる事となり

辛い決断をした翌日 妻とテントの撤収を終えて

帰宅する事に。(翌日から2人共仕事なので)

 

美味しい蕎麦を食べて安曇野ICに向かい大阪に

戻る途中 やっぱりもう一度 橋桁に絡まったカヤック  を

一目見てから帰ろうという事になりました。

昨日 レスキュー隊の方にも協力して頂きましたが

川の水流と流木に挟まれてびくとも動かない状態でしたが

奇跡的に流されて下流で誰かが拾ってくれるかも...

なんて都合の良い事も考えながら昨日事故にあった犀川橋に

向かったのです。

 

犀川橋の下を赤いゴムボートが一層川下りをしています。

『昨日私達が転覆した激流ポイント... 危ないので気をつけて..』

 

橋をくぐったと思ったらバックして橋桁の方へ上がっていきます。

 

『え? あんな激流を登れるの?』

そんなことより 何の為に?

 

20〜30分 見守り続けました。

途中 橋桁の真上の橋の上から呼びかけましたが

激流の川音に消されて下までは届かないようです。

 

ただ男性が2人 橋桁の流木の上で遊んでいるだけなのか?

 

意味もわからず ずっと見てました。

 

すると 川からカヤック がズボッと引き上がったではありませんか‼️

 

『え?』

 

やっぱりカヤック  を救出してくれてたんだ‼️

 

ブルーの船体がハッキリと見えます。

 

アリュート430  もう2度と見る事は無いと覚悟していたのに

最後に一目 見る事が....

 

いや そんな事よりも あの男性2人に私のカヤック  だとl

いう事を伝えてお礼を言わないと!

 

私が遠目に見ている事すら知らないはずなので...

 

蕎麦食ってたまたま橋桁を見に来ただけなので、知る由もないはず。

 

全速力でもう一度橋桁の上まで走ったのであります。

 

果たしてこの男性は誰なのか?

何の目的で命がけでカヤック  を救出してくれたのか?