厚木市、豊かな自然に囲まれた小高い丘の上に、
素敵な学校が4月に開校したと噂を聞いて、遊びに行ってきた。
七沢希望の丘初等学校
http://www.nanasawa-kibou.jp
あたたかいぬくもりのある校舎には、木のいい匂いがたちこめる。
「四角いコンクリートの中に、子どもたちを閉じ込めちゃいけない!」
という先生方のアツい思いから、校舎はすべて木造。
今は全校生徒が12人。
一人ひとりが主役になれる少人数制。
お互いがお互いをよく知ることができるシステム。
自分にできること、できないことを、みんなで分かち合える。
学校生活や、コミュ二ティーライフの理想は
「村の生活」だとよく思うんだけど、
七沢希望の丘初等学校は、まさにそんな感じ。
元気な子どもと先生がいて、地域のお年寄りがいて、
猫がいて、鳥がいて、タケノコが生えてる。
気持ちのいい風がぬけ、日が当たり、美しい山々に囲まれる。
自然と調和して、その土地を愛して、安心できる場所。
みんなが向きあって、声をかけ合って、つながって過ごす毎日。
相互扶助の原則が生きている。
高名な評論家や、占い師の細木数子の情報なんかより、
地元のおじいちゃんの助言や、
信頼する先生や友達の意見を大切にしたくなる、
そんな学校。
子どもたちは、そういう環境の中であれば、
家庭や学校、地域の愛情とともに、
子どもたちの喜びや幸せを最優先に考え、
自分たちには一体何ができるのだろうと、
先生方の深い思いで開校された七沢希望の丘。
穏やかであたたかい副校長先生は
「子どもたち全員、毎日すごく楽しい!って学校に通ってくれています。
やっぱり学校は、わくわくする場所でないと。」
「教師にとっても、夢や理想であふれる学校がつくりたかったんです。」
と、やさしい笑顔で話してくれた。
「子どもたち全員、毎日本当に本当に楽しい!って通っているよ」
と、自信をもって胸をはれる先生は、世界中でどれだけいるんだろう。
「夢とロマンで生きています」
と、職場にワクワクして出かける人は、一体どれだけいるんだろう。
「生きるって最高に楽しいよね!」
って、子どもたちと真直ぐ喜びをシェアできる場所で、私も働き続けたい。
そういう社会や環境を、どんどん広げていけたらいいな♪