皆さまこんばんは☆
年度末の仕事やら
昨日は自宅で日曜でもないのに日曜大工・・・
今日は朝から長女の引っ越しの手伝い・・・・
春の連休なのに
桜の花を観に行く暇もなく働いているりぃです。。。。。。><
そんなこんなで
前の記事のつづきが
今日になってしもた~~~~
撮り鉄して
午後3時頃に到着したのは
ココ↓
天草の崎津集落は、潜伏キリシタンが信仰を実践したことを示す
4つの集落のうちの一つです。
禁教期に﨑津集落に潜伏していたキリシタンは、
大黒様や恵比寿様を
キリスト教の唯一神であるデウスに、
アワビの貝殻の内側の模様を聖母マリアに見立てるなど、
漁村特有の生活に溶け込んだ身近なものを
キリシタンの信心具として代用することで
ひそかに信仰を実践していました。
解禁後はカトリックに復帰し、
禁教期に祈りをささげた神社の隣接地に教会堂を建てたことにより、
この地の信者たちの「潜伏」は終わりを迎えました。
ねこがのんびりお昼寝している路地を抜ければ
見えてくるのが
崎津教会です。
民家に取り囲まれるように建つ教会堂は、
空へ向かってそびえる尖塔と白い十字架が
漁村の風景のなかに溶け込んでいます。
教会堂が建っている場所は、
キリシタン弾圧の象徴である
「絵踏(えふみ)」が行われた、崎津村の庄屋、吉田家の跡地です。
中は見ることができませんでしたが
内部は国内でも珍しい畳敷きになっているそうです。
風が強い日だったので
青空だったり曇りだったり。。。
異国情緒たっぷりの風景です^^
教会の前には資料館もありましたが
時間の関係で見ることができなかったので
次回ゆっくり見学したいと思います。
路地を少し歩けば
見えてくるのが「崎津諏訪神社」です。
階段をのぼるモデルw?はワタクシです・・。
本殿の前から集落を見下ろせば鳥居の向こうの街並みの中に
教会堂が見えています^^
崎津諏訪神社は、創建以来、
この集落の守り神として受け継がれてきました。
日本の伝統宗教と潜伏キリシタンの共存という
独特の文化と伝統がありました。
1805年の、潜伏キリシタン発覚事件「天草崩れ」の際には、
信徒たちが所有していた信心具を差し出すように、
と指定された場所でもあります。
夕暮れの時間が迫った崎津の海。
海辺に立つのはマリアさま。
海へ出る漁師たちを見守っておられます。
夕陽は見えないような雲なので
天草西海岸を北上します。
崎津から
車で15分ほどかな?
丘の上に見えてくるのが↓
大江天主堂です。
2012年に次女と二人でドライブした時に
この天主堂の麓にある
天草キリシタン資料館「天草ロザリオ館」で学んだことを
そのまま載せておきますね^^
肥後の国の西に浮かぶ天草の島々には
たくさんの歴史が秘められています。
2018年7月、世界文化遺産に登録された
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、
キリスト教が禁じられている中で、
長崎と天草地方において
日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら
信仰を続けた潜伏キリシタンの
信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。
美しい海と歴史の島、天草へ
いっぺん来てみなっせ~^^
ではでは
歴史豊かなふるさとに感謝☆
おしまい。。