● 勉強してますか?社会人になってからが本当の勉強ですよ。
こんにちは、小野尾です。
学ぶのは学生までで、社会人になってからは必要ないと思っていませんか?
確かに、社会人になって、ようやく、勉強に追われた学生時代から解放されたという気持ちもありますし、仕事で頭がいっぱいで勉強する余裕がなかったりしますよね。
そんな気持ちもわかりますが、でも、私はそうではなくて、社会人になってからが本当の学びが必要になると思っています。
というのは、本当の学問というものはこういう目的でするものだからです。
窮して困(くる)しまず、憂えて意(こころ)衰えず、禍福終始を知って惑わざるがためなり
(荀子)
つまり、学ぶ目的は、
・行き詰まったり、追い詰められても苦しまないようにすること
・思い悩んだり、心配したりして、精神的に弱ってしまわないようにこと
・禍福終始(何が禍(わざわい)であり、何が福であり、どうすればどうなるかという因果の法則)を知って、どうしたらいいかわからなくならないようにすること
だというのです。
(荀子の言葉もその意味も安岡正篤先生の「知名と立命(プレジデント社)」を引用しています。)
私自身、社会人になってから本格的に学び始めています。
どうして学んでいたかというのを振り返ると、まさに荀子の言わんとすることと同じでした。
追い詰められっぱなし、思い悩みっぱなし、どうしたらいいかわからなさすぎだったもので(笑)
学生は社会人に比べて、人間関係があまり広くありませんし、利害が対立することもありませんよね。
なので、利害関係で追い詰められたり、思い悩んだりすることもあまりないですよね。
これが、社会人になると、会社の上下関係、他部署との関係、取引先との関係など人間関係に幅が出てきて、しかも、利害が一致しないどころか対立する関係もあります。他部署とか取引先とか。
そうなると、追い詰められたり、思い悩んだり、どうしたらいいかわからなくなることも生じてくるんですよね。
相手の立場や利害もわかるけど、こっちにはこっちの立場や利害もあるし、一体どうしたらいいんだろう・・・ってね。
そういうのって、ほんんんっとに面倒ですよね・・・^^;
そういう利害対立が簡単に解決すれば何も問題ないのですが、そうもいきませんよね。長引くこともよくあることです。
そうなったときに、気持ちが萎えてしまってはダメですよね。必要な取引ができなくったり、自分にとって不利な取引になったりして、他部署やお客さんに迷惑がかかってしまいます。
それだけらならまだしも、下手したら自分自身の心が傷つき、病んでしまうことも・・・
そうはなりたくないですよね。
だから、そうならないようにするために学んでおくんです。
じゃあ何を学べばいいかというと、簿記でもプレゼン技術でもありません。資格を取ることでもありません。
自分自身を成長させることができるものですね、人間的に成長できるものを学ぶんです。
個人的なオススメは論語ですね。論語。
私自身が論語を読んでてよかったと思っていますし、聖徳太子や吉田松陰などの日本の歴史上の人物も論語を学んでいますし。
論語を読めば、確実に人間的に成長ができますよ。
でも、論語じゃなくちゃいけないわけではありません。何でもいいので、あなた自身が成長できるようなものを見つけて、ぜひ学んでみてください。
見つけられなかったら、論語をぜひ^^
あなたが、苦しまなくなるように、精神的に弱ってしまわないように、どうしたらいいかわからなくならないようになるために。
学ぶことが人生を変えるきっかけになりますよ^^
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