メンタルサポート型の会計士・税理士の小野尾です。
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「そういう読み方か、なるほどな~」
論語の読み方で、思わぬ気付きがありました。
論語を読んでいて、
「これはできてるな、よしよし。」
「まったくその通りだ、うんうん。」
とホッと言葉や共感する言葉ばかりに目が行っていては、論語の読み方としては不十分です。
逆に論語を読んでいて
「そういう考え方をしなくてはいけなかったか!?」
「これは全くできてない・・・」
と心にぐさっとくる言葉に目がいくようになれば、論語をより深く読むことができます。
私の場合、あまり口数の多い方ではありませんので、
巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮し(すくなし)仁
という言葉に安心感を覚えてしまいます。
「口数が少ない方がいいんだな。よしよし。」
「これまで通りでよかったんだ。」
と思って安心してしまいます。
でも、それでは不十分だということです。
私の場合、行動が遅い面がありますので、
君子は言に訥(とつ)にして、行に敏ならんことを欲す
という言葉に、ぐさっと来ます。
「考えてばかりで、行動が遅いようではいけないな。。。」
「行動を早くするように気をつけなくては。」
と自戒し、行動を改めようと思います。
論語を読んで共感する言葉ばかりに目を向けるのではなく、ぐさっとくる言葉に目を向けることも忘れてはいけないことです。
論語は孔子とその弟子たちのやりとりの言葉をまとめたものです。
孔子がその弟子からの質問に答えたり、弟子を諭したり、時には叱責したり、そういう言葉をまとめたのが論語です。
だから、論語を読むときには、その弟子になった気持ちになるのです。孔子に諭されたり、叱責されたりする気持ちで読むと、より心に浸みてくるのです。
最近論語を読むようになった私、ぐさっとくる言葉を探すという気持ちで論語と向き合っていこうと思っています。
この気付きをもたらして下さったのは林英臣先生で、こちらの講座でお話し下さいました。
http://www.keieisha.jp/seminar110518.html
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