知識や知性だけでは足りない | 人生が変わった30代からの習慣

人生が変わった30代からの習慣

人生はわりと簡単に変わる。禅に心理学、論語に成功哲学、日本の歴史など幅広く学んで実践したからこそ気づけたコツを紹介しています。「自分の人生、このままでいいのかな」という漠然とした不安が解消された習慣や自分探しヒントを30代に向けて紹介しています。

メンタルサポート型会計士 の小野尾です。

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中国古典『大学』にこんな一節があります。

「物に本末有り、事に終始あり。先後する所知れば、即ち道に近し」

物には必ず本と末があり、事には必ず終わりと始まりがある。何を先にして、何を後にするかをわきまえて実行すれば人の道を踏み外すことはないということです。

本と末が何かと言うと、木でたとえれば、根っこが本で、枝葉が末になります。
根っこがあってこその枝葉ですよね。

人間でいえば、徳性が本で、知能や技能が末になります。
つまり、徳性があってこその知能や技能だということになります。

人間として成長していくためには知能や知性を磨くよりも、まず徳性を養うことが大事だということなんですね。

私は公認会計士として専門知識を武器に仕事をしているのですが、公認会計士としての経験を積んでいくにつけ、知識や頭の良さだけでは人間として物足りないと感じていました。

そこで、人間として成長できるのではないかと思って、仏教や東洋思想などに興味を持ち勉強するようになりました。

今、自分で振り返ってみると、公認会計士として身に付けている専門知識は、まさに「末」であり、それだけでは物足りないと感じていたから、仏教や東洋思想から「本」を見に付けようと思うようになったのでしょうね。

我ながらいいことに気がついたなぁと自負しながら、これからも引き続き謙虚に「徳性」を養うべく精進しようと思いました。


ご紹介した『大学』の一節とその解説は月刊『致知』平成23年1月号から引用しております。


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