おはようございます。
コンクール、終了致しました😊
初参加の生徒達、2度目の生徒それぞれ
大きな成長を見せてくれました。
お母様方も朝早くの会場入り
そして本人達よりももっと緊張なさって
本番をご覧になったことと思います。
お疲れ様でした😊
リハーサル室の雰囲気に圧倒され
心ここにあらず、もしくはありすぎてパニック?
みたいなこともありましたが
それぞれ心も身体も強くなったことと思います。
一人の生徒が本番中に
シューズが脱げるというトラブルがありました。
自分で自分の足を踏んでしまった(引っかけた?)とのこと。
最後までよく踊りきり動揺していたはずのに
最後のポーズをしっかりとまり
リハーサルでの注意を守って
きちんと袖にはけていきました。
本番翌日お母様から生徒が
『きちんと踊れていたら自分の足を踏むことはない。足を踏んでしまった自分が悪い。これからこんなことのないようにもっと練習する』
というようなことを言っていた、と聞きました。
小学4年生。
こんなに強く素直な気持ちになれるのか、と
少し驚き、誇らしく、嬉しく思いました。
舞台はいろいろなトラブルがあります。
そしてそのほとんどは
リハーサルでは起こったことのないことばかりです。
以前生徒がグランパドドゥのコーダで派手に転んだことがありました
一瞬の心の萎えも見せずすぐに立ち上がって
踊り出した時の生徒の顔、目の強さを見て
その生徒の心の奥の本当の強さを
みたような気がしました。
舞台は全て
たとえ失敗してもトラブルがあっても
それに対して真摯に向き合うことで
どのような舞台でも成長させてもらえます。
東京バレエ団にいた頃
在団中一度も舞台でミスをしていないという人がいたとしたら
在団9年中私は大小織り交ぜ結構いろいろなことをやらかしています。
退団後15年以上経つので
笑って話すことも許してもらえるかな、
とも思いますが😥😅
自分のしてしまったことに涙も出ず
震えながら芸術監督に謝りに行き
顔も見てもらえないときもありました💧
お客様にお金を払って頂いている舞台で
プロの躍り手として
自分の弱さや未熟さを突きつけられることは
山ほどありました。
そしてその度に心も身体(技術)も、
もっと強くもっと上手になりたいと
ならなければ、と思って練習しました。
今よりも
強く上手になるために一生懸命練習する。
…生徒の言ったことと同じです
生徒達が強くしなやかに成長していくよう
私も指導者としてもっと成長していきたいと
強く思います。
こちらは本番前に撮れました😅
お疲れ様でございました


