同人誌をつくっていて、時々思うことがある。

「漫画がただ好きで集まった同人会」たとえば、アズ漫画研究会など、なぜ50年も続いてしまっているのか?

大勢の会員が存在し、元会長は、現在北九州市漫画ミュージアムの館長でもあります。各個人いろいろと参加している理由があるとは思うのだけど、いまひとつしっくり納得がいかない自分でもあります。

半世紀も続ける意味とか意義とは、そもそもないのである。しかし事実としてそのコミュニティは存在する。

いわば、一つの村のようでもあるが、村とは決定的に異質な成り立ちをしている。

ある種の人間関係の多様性を示しているかのようにである。

ひとつそこで、コミュニティを各レイヤーで主観的カテゴリわけをしてみた。意見などありましたら、コメント欄にどうぞ。

人社会のコミュニティとは?

①国家のコミュニティ
人社会において、あらゆる防衛的可能性と経済的活動を具現化することができる多数決を基準機構としての人社会の業としての正義矛盾を含んだ組織。

②自治体のコミュニティ
高度な人間社会の形成の基礎となる。

③職のコミュニティ
生活をする上での目的が存在する。営利団体ではないが、組合組織などのもこのカテゴリー

④個人アイデンティティを養うコミュニティ
プリミティブな個人の目的が重要?漫画家協会はプロの情報共有であるが前出のアズなどは、漫画をキーワードにたまたま集まった集団で、同人誌を制作してイベントに参加することを旨としてる。

⑤家族のコミュニティ
目的が特に存在しないが、プリミティブな集団生活の基礎

今回、現代社会の特徴でもある④が特に着目したい点なので、もろもろ今後も綴っていきたいと思っております。コミケブースのアズ漫画研究会の活動風景