世の中のあらゆる物は、分子が結合してでき上がっています。
例えば、水はH2O、つまり水素原子が2つと酸素原子が結合したものですが、小学校の理科の時間に習います。
私たちの身体も例外ではありません。多くの分子が結合してでき上がっているのです。だから、生まれるということは、分子が結合して人間になったにすぎないのです。
そして死ねば分子は分解して元に帰るのです。肉体はなくなっても、原子は不滅です。
だから、私たちの目に見える肉体は、生まれたり死んだりしますが、その肉体を構成する原子は不滅で、単に集合離散を繰り返しているにすぎないのです。
私たちを構成する元になるものは、永遠にこの世に存在し、自然と共にあるのです。
このことに気づき、生まれても死んでも、自然の中に生じ自然の中に帰っていくだけなのです。
人間が生きて死ぬ間には、重要な役割を果たしています。
それは子孫を残すということです。生物はこのことによって種の永遠を計っています。
中には子供の出来ない人もいますし、子供を産まない人もいます。
あるいは、子供に死別する人もいます。
そうすると、このような人たちに人生の意義がないのではないかということになりますが、これは自分中心の考え方なのです。
人類全体として誰かが、子孫を残し、他の人々が助け合い人類としての種の永遠を計っていくのです。
動物も植物も同じです。
このような人生の意義を忘れ、子育てを面倒がり、自分自身の遊びだ、楽しみだ、オレの人生だなどと浮かれている人は、動物以下の人間といえるでしょう。
また、「人生に絶望したから死にたい」 などと考えたり、自殺する人もいます。
こういう人は、人生がなんであるかがわからず、人生に迷っている自己中心の人です。
動物を見て下さい。
生きるのが嫌だから自殺したいなどという動物がいるでしようか。ただ、ひたすらに生き、寿命がくれば静かに自然に帰っていくだけのように、私は思います。




