このブログは、バドミントンについて独自の解釈をご紹介しております☆


今日のテーマは教科書に載ってないと思われる内容ですが、めちゃめちゃ大事です!
前編といってるだけあって前のショットについてです(笑)

基礎打ちのヘアピンはそれなりに上手く打てるのに試合になると盛大に浮いてそれを叩かれたりする経験ある方には、特に理解してもらいたい内容です。


トリビアの泉という番組で面白い実験をやっていました。
150km/hの速度で走る車から、進行方向と逆向きに150km/hの速度でボールを飛ばすとどうなるか?

という検証だったんですけど
ボールはその場で留まるという結果になりました。
相対性ってやつですね。
イメージは、下りのエスカレーターに対して同じ速度で登ろうとしたらいつまでたっても前進できません。
みんな子供の頃一度はしましたよね?(笑)
反対に、下りのエスカレーターで下りを歩けば普通の階段より早い速度で降りる事ができます。

この話が、バドミントンとどう繋がるかと言うと,,,

【移動する時の力を考えているか?】

という事です。

基礎打ちのヘアピンなんかだと、その場で打つことが多いのでラケットをしっかり前に運ばないとヘアピンが入らなかったりします。
ところが試合になると、前に移動する動きが発生します。
前に移動しながらヘアピンを打つという事は、前にラケットを運ぶ【スイングの力】と
前に体を運ぶ【体の動き】
の2つが発生します。

つまり体の動きが入るために
スイングの力に体の動きも追加されるわけです。
この力も考慮しないと、自分のイメージ通り打っても浮いてしまったり珠足が伸びたりします。

例えば、10km/hの速度のスイングでヘアピンを打とうとしても、体の動きが10km/hの速度が出ていたら
10+10=20km/hの速度でスイングする事になります。
これだと単純に2倍浮いてしまうヘアピンになります。
なのでドロップ交互などの動きが入る練習では、
ぜひこの体の動きを意識したヘアピンを意識してみてください☆
次回は、逆に届かないケースの説明をします。


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