私は少子化の根本的な原因は、子育てに金がかかるとか女性の社会進出とかは二次的な要因で、一番の原因は性欲と生殖が分離してしまったことによる授精機会の減少だと思います。


要は性欲を満たす手段の多様化です。


そもそもですが、やはりセックスというのは、異論はあると思いますが男性依存だと思います。

どういうことかと言うと、男性は女性に比べて生殖できる時間帯が限られている、また回数が限られているということです。

男性は一度射精をすると、数時間とか1日経たないと次の射精ができない。

受精のみを目的とした場合、男性器が興奮していないと射精はできません。

射精ができなければ受精はできないことになります。

そういう意味で男性依存だということです。


そのため授精のためには、まずできるだけ男性の射精を多くの回数受け入れることが大事な訳です。


しかし、近年の風俗の発達や、ネットでのエロの発達が、男性の射精機会を奪ってしまった。

一番の原因は、ネットでのエロの発達でしょう。

これで少子化の大部分は説明できます。


昔は結婚して女性と性交しない限り射精の機会はあまりなかった。

あっても男性の想像だけの虚しい行為でした。


しかし、風俗がリアルを満たしてくれ、アダルトサイトが視覚を満たしてくれました。


こうなると性欲の満足の手段としては、パートナーとの性交は、一つの選択肢でしかなくなります。


風俗、アダルトサイト、パートナーとの性交の3つで、男性の射精を奪い合うことになります。


これだけでも、少子化の2/3は説明できます。

パートナーとの性交は、そもそも相手を探す努力が必要ですから、男性からしても女性からしても男性の射精を奪うという意味では最も不利な手段なのです。


パートナーとの性交は、アダルトサイトと風俗に比べて不利です。

そして極端に言えば、アダルトサイトと風俗に勝つのは無理です。

それは、近年の世界的な少子化が証明しています。

世界的に授精回数が著しく減少してしまった訳です。


パートナーとの性交は、男性の射精機会を獲得する競争に敗れました。

生殖と性欲は切り離された訳です。


生殖と性欲の分離による世界的な授精機会の減少、これが、近年世界的に少子化が進んでいる根本原因だと思います。