ライターなんて職業は「フリーターと変わらない」
と、揶揄されることもあります。
僕自身の生活体系だけ見ると、
まぁ否定しづらい部分もありますけれど。
そうした社会的認識の観点から、
ライターと名乗ることに抵抗を覚える人もいますが、
僕の場合は、あまりこのケースは当てはまりませんね笑
たんに、自分が「ライターですよ」と名乗ったところで、
結局のところ仕事のひとつでしかないし、
会社勤めの人が「サラリーマンですよ」と答えることと、
僕は同じに感じているからです。
フリーターでもライターでもない。
もちろん、サラリーマンでもない。
仕事のひとつなんです。
ライターとは、その中にある固有名詞のひとつでしかないです。
誰もサラリーマンになるために生きていないのと同じように、
僕もライターになるために生きているわけじゃないんです。
もちろん、ほかの職業だって同じだと思いますます。
パートや受付嬢、講師や政治家、芸能人、スポーツマン……。
どの職業だって、誰もがその職業になりたくてなるわけではなくて、
まずは「生活」の部分が先立っていると思うからです。
確かに、憧れの仕事はあるだろうし、強く思わないとなれない仕事はあります。
でもそれが、まるで自分を表すかけがえのない「使命」や「宿命」とか、
そんな重く捉える必要ってないはずです。
人が仕事をする理由。
そこには、まず「生活」やろ笑
完全なる自論ですが。
生活を支える仕事やのに、そのせいで
体も人間関係も生活も崩すなんてナンセンス過ぎます。
何かの仕事についたから、何かやったからと言って
簡単に幸せになるわけじゃない。
仕事が人を幸せにするんじゃない。
仕事の結果、生まれたものが人を幸せにしているんです。
仕事している自分が好きで周りにその価値観を押し付けるなら、
それは一種の自己陶酔と変わらないです。
自分がやれることをやって、個人個人がなりたいものになればいい。
世の中にはたくさんの生き方や価値観があるだろうから、
個人の「気持ち」を問題にして仕事をしたいと思うわけです。
生き方や仕事なんて、運命とか宿命とか、
まして他人から押し付けられるものじゃない。
自分でなりたいものになればいい。
僕の基準はそこです。
……なかなか自分のことは話しませんが
たまにはいいんでない?笑
「たまにはいいんでない?」前編