私が通っている大学には、
入学するときにではなく、2年生に進級するときに、
学部が決まるという、少し変わった制度があります。
そろそろ本格的に学部選びをする時期になりました。
その中で、思ったことを書いてみます。
好きなことと興味のあることは、違います。
ざっくり言えば、
好きなことは、やっていて楽しかったりわくわくしたりと、
ポジティブな気持ちにさせてくれるもの。
興味のあることは、必ずしもポジティブな気持ちになれる、
というわけではないもの。
恐らくは、私自身の過去の経験と関わることが、
興味のあることなのだと思います。
好きなことを選べば、楽しく学べます。
だけど、好きという気持ちが3年間持続するか、と考えると、
そうではないような気がします。
それに、好きの熱量には個人差があります。
周りの人がオタク的に好きだったら、
その熱量に、ついていけなくなってしまうかもしれません。
興味のあることを選べば、学びを継続しやすいです。
だけど、興味のあることは自分の過去と関わっているので、
自分と学問の距離を誤ってしまいそうです。
そうなると、ネガティブな感情、批判的な感情になってしまい、
学ぶことが嫌になってしまうかもしれません。
前期の授業では、自分と学問の距離を誤った結果として、
受けていて悲しい気持ちになってしまう授業がありました。
この進路選択をきっかけに、自分と学問の距離感を見直し、
後期の授業では、程よい距離を保つことを目標にしようと思います。
大学で、どういうことを学ぶのが自分に合っているのか、
探りながらの数カ月になりそうです。