この時期は
「残暑見舞い」の便りが届く時期なのに
いつまでも猛暑が続きます。
この時期に
除草などの庭作業に
扇風機付きのジャケットが活躍すると思って、
「空調服」を家内に
プレゼントしようと思って知人に相談すると
面白い話がありました。

あの服は、
作業環境によっては使えないという。
その理由を聞けば、
扇風機から外気を取り入れて、
身体から湧き出る汗を蒸発させ、
気化熱で体温を下げるシステムなので、
グラインダー研磨などの粉塵を伴う作業環境では、
その粉塵を吸い込み、
身体全体が埃まみれになるという。

考えれば確かに理解できることです。
そんな環境などでは、
アイスノンのようなものを身体に付けた
冷水での冷却の方が使いやすいという。
2時間程度は効果が維持できるらしい。

庭での
除草作業などでは使えそうですが、
家内曰く、
バッテリーで重くなったり、ぷっくらと膨らむよりも

胸が膨らむ空調服・・・?
水を飲み、しっかりと汗を掻いても
その後のシャワーですっきりした方が気持ちいいのかも・・・・・と

私は
クーラーの利いた部屋の中から、
作業を見ているだけなので、
そんなに汗を掻くことはありません。
そんな私に空調服は不要です。
逆に、
クーラーの利きすぎた透析教室で
看護士の
厳しくも冷たい視線に耐えているので
逆に「暖房スーツ」の方が
必要なのかも知れませんな~
2025.08.14: NO:10406
【参考引用】
空調服のデメリット5選
【ファンの音・異物感が気になることがある】
空調服は、ファンの音が気になることがあります。
ファンの回転音は1~2メートルほど離れた場所で聞こえる程度の音量で、工事現場やイベント会場など周囲が騒がしい環境ではほとんど気になりません。しかし、オフィスや会議室などの静かな場所や、顧客やクライアントとの対応が必要な場面では、音に対する配慮が必要となります。
また、着用者がファンの振動や異物感が気になってしまうことで、集中力が途切れたり、ストレスを感じたりする恐れもあります。
【袖が膨らむと繊細な作業の邪魔になる】
空調服はウェア内に風を送り込むため、どうしても膨らんでしまいます。その結果、肩周りや腕が動かしにくく感じることがあります。また、袖が膨らむため、手元の繊細な動きが重要な作業がしづらくなる可能性もあります。
【酷暑・高湿度下では機能が低下する】
空調服はエアコンとは異なり、基本的に外気と同じ温度の空気を服の中に送り込む仕組みです。そのため、酷暑や高湿度の環境下では効果が低下してしまいます。
株式会社空調服「空調服®の有効範囲」
気温が35度以上、湿度が70%以上になると、空調服を着用しても涼しさを感じにくくなります。作業場に熱や湿気がこもっているときは、除湿器や送風機などを使用して、空調服が機能する環境に整えましょう。
【粉塵が多いところでは使えない】
粉塵が多い場所では空調服の使用を控えましょう。外気とともに粉塵までウェア内に入り込んでしまうからです。粉塵が肌に付着するとべたつきが生じて汗をかきにくくなるため、汗が蒸発することで涼しく感じる気化熱の効果が失われます。
また、首回りから粉塵を伴う風が抜けるため、呼吸器にも悪影響を及ぼす恐れもあります。このような不快感によって、作業効率も低下するでしょう。
また、ファンに汚れが溜まり故障の原因となる可能性があります。粉塵による静電気で火花や爆発のリスクも考慮すると、粉塵が多い環境では空調服は不向きです。
【通常の作業服より重い】
近年の空調服は軽量化が進んでいますが、それでもファンとバッテリーを搭載しているため、一般的な作業服よりも重たいものとなっています。
特に、体を大きく使う作業や移動が多い職種では、その重さが負担となり、動きにくさや疲労を感じやすくなる可能性があります。暑さによる疲労と重量による疲労を天秤にかけて、使用するか否かを検討しましょう。