透析開始の時に、
私は最初は腹膜透析の方を選択しました。
この方式ならば、
自宅で透析が可能と聞き、
旅行など遠方で外泊するときには、
透析液を事前に郵送するか、持参すれば
その場で出来ると聞いたからです。
しかし、
20年も透析を続けている友人に問い合わせたとき、
「腹膜透析はやめておいた方が良いよ」と言う。
彼も
腹膜透析をしていましたが、
針が入っている腹の透析個所から感染し、
今は血液透析に切り替えたという。
その話を聞き、
私も急遽、
血液透析に切り替え、
シャント手術を受けました。
今の透析病院で聞けば、
腹膜透析は
透析患者やの一割にも満たない少数だそう。
しかも、腹膜の感染リスクも高く、
腹膜そのものが耐えられる期間は8年程度と言う。
自宅でも
専用の部屋を設けて感染リスクを避ける
工夫もいるようでした。
しかし、
元気な時には通院が可能でも、
透析会場まで、足の工夫が付かない患者は
血液透析から
逆に腹膜に切り替える者もいた。
私の場合には
同じ血液透析でも、
今の透析病院でも僅か3人と数の少ない
ボタンホールタイプの透析患者です。
このことは以前にも触れましたが、
私の血管は細くて、深くて、しかも曲がっている曲者だそうです。
性格の良い私に
「よく言うよ」と言いたいものです。
ボタンホールでも
感染の恐れがあり、
また血管の耐用期間も限られているとも聞く。
このまま長生きをすれば
やがて人工血管に切り替えられるかも・・・・・
透析患者は
何時も病院に行き、
健康管理をしているようなものなので、
逆に長生きが出来るかも知れませんけど・・・・。
私は健康保険財源の浪費者です・・・・
2024.09.01 NO:10057
【参考引用】
腹膜透析のメリット
腹膜透析の一番のメリットは血液透析のように通院してベッド上で長時間過ごさなければならない時間がないため、仕事や生活と両立しやすいという点です。
また、残っている腎臓の老廃物を排出する機能や尿をつくる機能が保たれやすく、生活の質や合併症の発症を抑えられるメリットもあります。血液透析よりも疲労感が少なく、穿刺の痛みもありません。
腹膜透析のデメリット
腹膜透析のデメリットは、除去できる水分や老廃物は血液透析に比べて少なく、腹膜透析によって腹膜が劣化するため、治療期間の寿命がある点です。
自分や介助者が透析液の交換を行うのでカテーテルのケアや透析管理の負担もあります。腹膜炎やカテーテル感染、腹膜の劣化による被嚢性腹膜硬化症などの合併症にも注意が必要です。
腹膜透析の寿命
腹膜透析はずっと続けられる治療ではなく、5~7年程度が寿命であることが多いです。腹膜透析の合併症のひとつ、被嚢性腹膜硬化症は命にかかわる重篤な病気です。