9983:シャントの腕を守ろう | 温故痴人のブログ

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透析患者にとって、

シャントは重要な部分です。

 

透析の為には

血液を取り出すことが重要になります。

 

採血に

静脈から血液を抜き取りますが、

静脈からだけでは血液量が足りません。

 

通常は

200cc/min以上を抜き取るようです。

 

この量を確保するために、

動脈と静脈を接続する手術(細工)を予めします。

 

手首の手術痕、

それを「シャント」といいます。

 

動脈は

新しい血液がしっかり心臓から送られ、

静脈に流れ込んでくれるので血流量が確保され

透析が始められます。

 

私も透析するために

事前にその手術を受けました。

 

血管が急に曲げられるからなのか、

合流地点で血液の渦が出来るのでしょう。

 

手で押さえれば騒音が感じられます。

 

しかし、その部分を大切にしないと

シャントが閉塞して

動脈から血が流れてこなくなります。

 

シャントを設けた側の手で、

血圧を測ったり、手首に物をぶら下げたり、

腕時計も要注意と言われました。

 

 

 

他の病気で採血する場合には、

シャントのない方の手で受ける様にも・・・・

 

今も大切にしていますが、

それでも時と共に血流が閉塞気味になります。

 

シャント閉塞気味と診断されれば、

肘からカテーテルを通し、

血管拡張術を受ける羽目になります。

 

数か月に一回の間隔で

その施術を受けています。

 

既に次の診察予定も入っています。

 

私の手には

シャントの手術跡とボタンホールの採血跡が

くっきりと付いています。

 

 

そう言えば、

臍の周りにはインシュリンの跡も・・・・・

 

知らない人に見つかれば、

「麻薬患者では?」と言われるかも知れませんな~

 

悲しいかな、

死ぬまで続ける透析教室通いです。

 

 

2024.06.21  NO:9983