9981: 糖尿病患者の足のケアーの大切さ | 温故痴人のブログ

温故痴人のブログ

ブログの説明を入力します。

私は、

暴飲暴食の為か

今ではインシュリン注射を欠かせない糖尿病患者です。

 

当初、医師から、

インスリン分泌を推進する薬を処方され、

それを飲んでいました。

 

この薬を飲むと

血糖値が直ぐ、改善され、

また、糖尿病には自覚症状が無く、

また暴飲暴食のり返しの生活を送っていました。

 

今なら理解していますが、

当時は知りませんでした。

 

全くの無知でした。

 

そのうちに、

薬では血糖値が下がらなくなりました。

 

聞けば、膵臓が疲弊し、

インシュリンの分泌そのものが無くなったようです。

 

薬には、

当時でも糖の吸収を遅らせる薬もあったと聞く。

 

止む無く、

インシュリンの注射が始まりました。

 

55歳ぐらいからだったでしょうか?

 

あれから20年が経過しました。

 

今では、朝、昼、夜と注射三昧です。

 

腹に打つのですが、

針で瘤となっています。

 

固いところは注射針も入りません。

 

男のくせにまるで乳があるようです。

 

但し、臍の横ですけど・・・・

 

糖尿病は

「サイレントキラー」と言われるように

合併症が沢山あります。

 

一つは、心臓病。

 

既に弁膜症で牛の弁と交換しています。

 

一つは、目へのダメージで黄斑浮腫というらしいが、

眼球に新しい弱い血管が成長してきます。

 

血圧が上がった時など

その血管が破裂して大変なことになるようです。

 

レーザーでその血管を焼き切りました。

 

また、一つは腎臓障害となり、

血液から老廃物や尿成分が排除できなくなります。

 

体重も飲んだ水の分だけ増えてしまいます。

 

私の実績では

2リッター~4リッターも除水されます。

 

今では、

あの爽快感のある放尿の喜びが無くなりました。

 

私には、

後残された代表的な障害、足の壊疽で切断だけです。

 

 

 

透析教室でも

足のむくみや傷の有無をいつも気に掛けてくれています。

 

 

今のところ、

血糖値も低く落ち着いています。

 

「少し、乾燥気味なので保湿クリームをしっかりと塗って」

言われています。

 

村田英雄のように

両足切断とはなりたくない。

 

今でも

移動には苦労しているので、

そうなれば完全に車いす生活です。

 

最後の一線で踏みとどまりたい。

 

愛しの

「紅茶の君」の元に通えなくなる

人生など生きていても値打ちがない。

 

 

 

今から考えれば、

無知の果てに透析まで一直線でした。

 

糖尿病を甘く考えていた報いです。

 

しかし、

まだ車の運転は出来ます。

 

右足は動きます。

 

しかし、

口ほど軽やかに動けば

免許返納などまだ考えなくてもいいのにと

思う今日この頃ですけど・・・・・・・

 

「後悔先に立たず」とはよく言ったものです。

 

 

2024.06.19  NO:9981