9536:許せぬ吹田交番刺傷事件の無罪確定 | 温故痴人のブログ

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吹田警察管内の交番を襲い

刺傷したうえで拳銃を奪った男が

12年の懲役判決を覆し、

無罪とした高裁判決に怒りを持っていました。

 

きっと検察は

最高裁に上告し、争うものと思っていましたが、

「上告理由が見つからず、上告を残念した」といことで、

犯人は無罪が確定しました。

 

 

 

この先、

「重い統合失調症」と言う理由で

無罪となった犯人は社会に離されることとなります。

 

今も重い統合失調症ならば、

医療的な措置を裁判所に求めることができるようですが、

検察が果たしてその行動を起こすかどうか疑わしい。

 

今の検察に

事件を追及する気は果たしてあるのか疑わしい。

 

厄介なことには

手を出したがらない検察の堕落を思い起こさせる事件でした。

 

この犯人は、

事件後、速やかに起訴されているので

「起訴後拘留」されていたことには間違いないのでしょうが、

この四年間で

重度の統合失調症が果たして

治癒できているのか気になります。

 

こんな男が

一般国民の前に放たれて、

新たな事件を起こしても

また「重度の統合失調症」と言うことで

罪が問えないことにならないか心配です。

 

 

私の勝手な思いですが、

警察官自身も

自らの身を守るために拳銃使用は

もっと寛大にすべきと言う気になります。

 

物騒な時代ですね・・・・・・。

 

 

 

2023.04.05 NO:9536

 

【参考引用】

吹田交番襲撃事件 男性の無罪確定へ 検察は上告しない方針

04月03日 18時54分

 

4年前(2019年)、大阪・吹田市の交番で警察官を包丁で襲って拳銃を奪ったとして、強盗殺人未遂などの罪に問われた36歳の男性に無罪を言い渡した大阪高等裁判所の判決について、検察は上告しない方針を明らかにし、男性の無罪が確定することになりました。

 

2019年6月、吹田市の交番の前で警察官が包丁で襲われ、拳銃が奪われた事件で、東京に住んでいた36歳の男性が強盗殺人未遂や公務執行妨害などの罪に問われ、1審の大阪地方裁判所は、おととし8月、懲役12年を言い渡し、弁護側が控訴しました。

2審の大阪高等裁判所は、先月(3月)20日、「被告は重い統合失調症の影響で、物事の善悪を判断できない心神喪失の状態だった」として、事件当時、責任能力がなかったと判断し、無罪を言い渡しました。

この判決について、大阪高等検察庁の小弓場文彦 次席検事は「判決内容は十分検討したが、適法な上告理由までは見いだし難いため、上告は断念した」として、上告しない方針を明らかにし、男性の無罪が確定することになりました。

医療観察法では、検察は、医療機関で適切な治療を受けるよう裁判所に申し立てることができ、認められれば、入院などの対応がとられます。