産まれても
出生届が提出されていず、
戸籍や住民票を持たない人が1万人もいるという。
住民票や戸籍がなければ、
行政サービスが殆ど受けられない。
就学もできない。
健康保険にも入れないようです。
基礎教育を受けていないと
なかなか普通の就職は出来ない。
将来の生活の道が開けません。
そこで戸籍を作ろうとしても、
この動画にもあるように
行政の窓口でも対応経験がないので
「前例がない」とのことや
原則論に終始してなかなか解決策がなく、
見捨てられるケースが多いそうです。
しかし、
出生日時を証明する資料はあるのでしょうか?
私は
お陰様で生まれてから
間もなく、出生届け出をしてくれました。
勉強は嫌いでしたが、
それでも義務教育は受けられました。
数学ではなく
算数も多少の読み書きもできます。
どさくさの中だったのでしょうが、
出生届を出してくれた親に感謝です。
今、
参議院議員選挙の真っ最中です。
実現の難しい
夢みたいな公約を垂れ流すよりも、
こんなケースに対する
助力を真摯にしてほしいものです。
あっ、
戸籍がなければ
投票権もありませんね。
そうか~
1票にはならないのですね。涙
2022.07.06 NO:9258
【参考引用】
奈良市でイベント用品販売などを手がける「いち屋」を営む市川真由美さん(54)は、NPO法人「無戸籍の人を支援する会」(同市)の代表も務めている。
時間を作って栃木や沖縄など、全国を飛び回る。無戸籍者に会いに行き、必要な資料をそろえて戸籍や住民票の取得につなげるなど、彼らを支援するためだ。これまでの活動で4人が就籍し、12人が住民票を取得できた。
小さい頃に突然女性に連れてこられて女性の家族として育てられた男性や、外国籍の女性と内縁の日本人男性の間の子ども。相談者の背景は様々だ。就籍までの道もそれぞれ異なる。父親を探し出して自身の子どもと認めさせたり、年齢を証明するために在学中の写真を探し出したり。本人の代わりに役所で直談判し、何時間も待つなど、あらゆる手を尽くす。これまでのケースはいずれも、就籍まで1年以上かかった。