8566:昭和の風物史「質屋」 | 温故痴人のブログ

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本日

三回目のブログ更新です。

 

私の生まれた里には

質屋なるものがありませんでした。

 

きっと、

商売にならないからでしょう。

 

地元の人は

先祖代々お百姓を家業にしています。

 

梅やミカンも地元の名産です。

 

それ以外に

ささやかな漁業もありました。

 

我家のような

運送屋は殆ど見られません。

 

中でも

役場、郵便局、農協が

安定した職業でしょう。

 

西宮に引っ越しして

潜り込んだアパートの横にあった

「質屋」なるものに初めて遭遇しました。

 

 

 

知識としては

あったのですが見たのは

初めてでした。

 

品物を持ち込み、

お金を借り出すというもので

買取はどうだったのでしょう。

 

質草が

期限切れで実質買取に

なることはあっても・・・・・

 

残念ながら

我家ではその「質草」すらなかったのでしょう。

 

 

世間体を恥じて

「一六銀行」とも言ったような・・・・

 

 

私の知っている限り

利用したのをみたことはありません。

 

その質屋の息子も

何処か番頭さんのような風情を

醸していました。

 

余り、

好きな奴では

ありませんでしたわ。

 

家業は

何処か子供にも映るのでしょうか。

 

今も同じような

商売なのでしょうか?

 

古物買取や

貴金属買取業に変身したのでしょうか?

 

 

2021.01.03  NO:8566