本日、
三回目のブログ更新です。
元職場の仲間に
水素水信奉者が一人います。
水素水を含んだプラスティック容器は
どうしても水素が抜けてしまうので、
発生器までを購入し、
それを直ぐアルミ缶に封入し
持ち歩いています。
仲間に冷やかされても、
その効果・効能を吹聴している信者です。
悪い病原菌に
感染したのでしょうか?
今までの真面な?行動から
「解脱」したような熱中具合です。
しかし、
国民生活センターから
薬効も水素の検出もされないとの
指摘されたことで
インチキや詐欺商法と認定の歴史があります。
またぞろ、
「岐阜大学が水素を発生させる粉末を開発し、東京工科大学が水素の発生を確認した」との大学の権威を背景にしたCMの仕方は
詐欺商法と全く同じやり口です。
「手を変え、品を変え」ての
懲りない営業にあんぐりとします。
「粉末の水素水」という言葉に三態(固体・気体・液体)が全て含まれており混乱してしまう。「固体の気体液体」と表現し直せばそのおかしさがよく分かるだろう。
水素は融点-259.2℃、沸点-252.6℃。常温で固体化できるようになったのならば、これはもうノーベル化学賞ものだ。きっと燃料電池問題も解決するだろう。
最も気になるのは水素に健康効果があるのかということ。水素水については国民生活センターが2016年に「健康効果はない」と断言したばかり。
水素水信奉者は、
この発表に「我が意を得たり」とまた飛びつくかも判りません。
まぁ~麻原彰晃が入った風呂の残り水でも
「聖水」として信者に売ったこともあるから、
「イワシの頭も信心から」の諺が生きています。
仲間の信奉者に
一度、確認したいものです。
「紅茶の君」が
こちらに振り向いてくれる
特効薬なら飛びつきますが。
私は、
そんな話など信じもしませんし、
貴重な年金財源を
こんなものに、浪費する気もありませんが・・・
皆さんはどうですか?
2018.08.24 NO:6085
【参考引用】
今度は「水素パウダー」発売
かつて生活センターから「違法性」指摘された会社
2018年08月23日 19時39分
岐阜県内のミネラルウオーター会社が、水素水を粉末にした商品を発売したと地元紙に報じられ、「何が良いの?」といった疑問や批判がネット上で噴出している。
具体的な効能などはうたっていない模様だが、会社側は、「様々な研究結果から、効能はあると思っている」と言っている。
元になった商品は、国民生活センターがテストしていた
この会社は、関市内にある「奥長良川名水」で、「ハイドロエッグ水素パウダー」という商品を2018年8月21日にオンラインショップなどで発売した。
この日は、東京都内で記者会見も行われ、地元の岐阜新聞がウェブ版でも報じた。
岐阜大や東京工科大の研究室との共同開発で、すでに同社が販売しているペットボトルの飲料水「逃げない水素水36」を凍結乾燥して粉末にしたという。飲食物に粉末を混ぜて使い、水に溶かすと水素が持続的に48時間以上も発生するとうたっている。1箱で3グラムの粉末が30包入っており、価格は税抜きで8400円する。
実は、元になった「逃げない水素水36」は、国民生活センターが2016年12月15日、景品表示法などに触れる恐れがあるとサイト上で発表した水素水の1つだ。
この商品は、ミネラルに水素を結合させたとし、そこから卵の殻が割れるようにして水素が発生するとしていた。すぐに飲み切るようにとの表示があったが、センターが行ったテストでは、開封したときに水素の検出量はゼロだった。
また、活性酸素が体の不調の原因だとして、商品を使えば、水素と反応して水に変わるとその効能を記していた。
効能はうたってないが、「あると思います」
しかし、奥長良川名水はその後、国民生活センターに違法性を指摘されて、「逃げない水素水36」の効能をうたった部分を削除している。