5696:「花見通信」届く | 温故痴人のブログ

温故痴人のブログ

ブログの説明を入力します。

 

本日、

二回目のブログ更新です。

 

勇気ある

挑戦をした友人です。

 

嘗て、

仕事で知り合った仲間です。

 

都会での

サラリーマン生活を投げ打って

「土が好きやねん、過疎の村で夢を叶える」

一念発起して

妻の実家のある岡山県新見市

(人形峠の近くです)に引っ越しました。

 

10年勤務した職場の退職金などで、

農地を買い、

家を建てながら全く経験のない農家、

養鶏、シイタケ栽培などの

仕事を始めました。

 

最初の頃には

ウエットスーツなどの製造なども

手掛けていました。

 

そこで子供を育て、

農事組合なども立ち上げて

過疎地からの情報発信をし続けています。

 

その時から

発行し続けてきた「花見通信」

今回も我家にも届きました。

 

彼は、

同じ学年です。

 

私は

完全に引退し、

細やかな年金暮らしですが、

彼は今も現役で活動しています。

 

彼の作る

品物の購入などの

協力なども出来ずにいますが、

頭が下がる思いがします。

 

しかし、

お互い、寄る年波です。

 

足腰が痛い。

 

思うように

体が動かないなどの

愚痴がブログでも囁かれています。

 

素人でしたが、

今や40年近い農業のベテランです。

 

合鴨農法も

カラスとの戦いです。

 

完全無農薬栽培の

看板は下ろしましたが、

減農薬との線は譲れません。

 

味噌、餅、シイタケ、カモの燻製肉などの

販売も手掛けています。

 

ベテランの域です。

 

子供たちは、

皆、家を離れたようです。

 

この先、

体力の衰えと共に

農業から如何にソフトランディングするのが

課題でしょう。

 

山姥の田舎は、

既に空き家になりました。

 

義父たちが、

農地を借りてまで広げていた

米作りも、今では雑草だらけの状態です。

 

ご近所からの

クレームの草刈費用も

ままならなくなりました。

 

山中での農地が

いかに維持しにくいかは

肌身に浸みて知っています。

 

2018.05.21 NO:5696