本日、
三回目のブログ更新です。
「常識の根拠」を問われると、
危うい思い込みが先行しています。
「公認競技場の50mプールの本当の距離は?」と言う
質問にオリンピックのメダリストが、
「実際は、少し長いような気がする」と
クレームを付けていました。
50mプールと言われれば、
正確に50mあると思うのは「世間の常識」です。
土木測量の
精密機材を持ち出して
実際に図ってみれば、50.020mありました。
2cmだけ
長くなっています。
設計図書を
引っ張り出して来て確認しても、
設計段階から50.020mとして作られていました。
何故、
2cm距離が長いのでしょう。
「たかが2cmですが、されどです」
選手は不利です。
その理由が
私の常識にない所にありました。
「時間を正確に計測するため、
タッチ板を両サイドに取り付ける
その厚みが2cm」と言うことなので、
そのタッチ板を取り外した状態では
2cm距離が長くなるためらしい。
「知らなんだ~、知らなんだ~」
因みに、
殆どのメダリストは
このことを「詳しく知っていました」とさ。
私の常識を
更新しておきましょう。
しかし、
いつまで覚えていられるかは知りませんが・・・・。
2016.05.06 NO:2916
【参考引用】
オリンピックの公式プールの長さは50mではなく50m2cm
正確な長さについて、東京辰巳国際水泳場などの主要な国際水泳大会などが行われるプールは、
長さが50m2cmに設計されている。これは両端1cmに入れるタッチ板2枚(1枚:1cm)のための物である。