本日、
二回目のブログ更新です。
昨晩、
21:00からNHKドキュメンタリー番組
「東北沖大震災後の88時間」と言う番組を
食い入るように見入りました。
福島第一原発の
史上最悪のメルトダウン事故は知っていましたが、
その中身の詳細は知りません。
直接の地震には耐えられたものの、
その後に押し寄せて来た予想を越える津波で
原発を正常に維持するための総ての電源がダウンし、
混乱しきった現場の
生死を掛けた奮闘ぶりに頭が下がる思いでした。
当時の「吉田所長」が
「俺と一緒に死んでくれるのは誰かな?」と残した
言葉が現場の壮絶さを表しています。
時の総理「管直人」が
現場視察を強行した姿も映し出されていましたが、
現場の混乱に拍車を掛けただけの
パフォーマンスに感じました。
当時、一刻を争う緊急時です。
関電本社も国会も
冷静な対応が出来なかったのでしょうね。
原子炉格納庫の破壊は
「東北地方一体に人が住めなくなる」との危機感から、
まるで、特攻隊の志願者を求めるような
苦渋の人選作業まであったことも知りました。
現場の運転職員、
関連会社の社員様達の努力には頭が下がります。
「管直人」も
このドキュメンタリーを見てどのような感想を持ったのでしょうか?
聞いてみたい気がします。
彼には、
諫早湾の潮止め堤防の閉鎖問題での浅はかな
対応が今も現地で解決の出来ない
混乱を引き起こしている前科があります
この事故を契機に、
津波に対する一層の防護壁強化や
浸水させない非常電源の確保などの
対策がなされたことは知っています。
それでも、
太平洋に大きな隕石の落下、
原発に直接隕石が落ちる等の天災には
対処できません。
今後、
原発を全面的に廃止すると言う
方針を打ち出すのであれば、
代替えの電力源や電気を節約する生活を実践することになりますが、
それで我慢が出来るのでしょうか?
また、
原子力空母や核弾頭も
同じようなリスクを感じるのですが・・・・。
私は、
昔の生活に戻れないような
事故現場から遠く離れた関西に住んでいます。
2016.03.15 NO:2724
吉田所長役の「大杉連」