2389:氷冷蔵庫 | 温故痴人のブログ

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子供の頃、
我家には冷蔵庫なるものがありませんでした。

夏場、
食べ残しは直ぐに腐敗します。

田舎では「すえてしまった」と言い、
酸っぱさが出てきます。

その方面の感度は良いようで、
今でも我家でのセンサー役も仰せつかっています。

昔と違って、
冷蔵庫がありますので、
直ぐにこんなことにはなりませんが、
懐かしい思い出です。

夏場、
冷えたスイカは井戸に浮かせておいて、
井戸水の水温程度に冷えたもので
満足していました。

どうしても
食べたかったのは、
カキ氷です。

たっぷりと
シロップの掛かったものは
何よりの楽しみです。

カラフルな色は不要です。

甘いみぞれ味で
問題ありません。

ミルク金時などは贅沢です。

駄菓子屋では、
氷を冷蔵庫から取り出してかき氷を作ってくれます。

その冷蔵庫は、
きっと断熱材だけの保冷庫だったのでしょう。

ランニング姿で
麦わら帽子を被って走り回っていた
幼い子供が見えます。

可愛い私ですが・・・。

あの氷の旗が懐かしい。


2015.12.01 NO:2389








ランニング姿は夏場の制服です。(目隠しなど不要なのですが・・・)