子供の頃、
我家には冷蔵庫なるものがありませんでした。
夏場、
食べ残しは直ぐに腐敗します。
田舎では「すえてしまった」と言い、
酸っぱさが出てきます。
その方面の感度は良いようで、
今でも我家でのセンサー役も仰せつかっています。
昔と違って、
冷蔵庫がありますので、
直ぐにこんなことにはなりませんが、
懐かしい思い出です。
夏場、
冷えたスイカは井戸に浮かせておいて、
井戸水の水温程度に冷えたもので
満足していました。
どうしても
食べたかったのは、
カキ氷です。
たっぷりと
シロップの掛かったものは
何よりの楽しみです。
カラフルな色は不要です。
甘いみぞれ味で
問題ありません。
ミルク金時などは贅沢です。
駄菓子屋では、
氷を冷蔵庫から取り出してかき氷を作ってくれます。
その冷蔵庫は、
きっと断熱材だけの保冷庫だったのでしょう。
ランニング姿で
麦わら帽子を被って走り回っていた
幼い子供が見えます。
可愛い私ですが・・・。
あの氷の旗が懐かしい。
2015.12.01 NO:2389
ランニング姿は夏場の制服です。(目隠しなど不要なのですが・・・)