952:御堂筋の暴走車に響く叫び声 | 温故痴人のブログ

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同年代の男が、
御堂筋を暴走し、
多くの人を巻き込んだ事故がありました。

【参考引用】
「危ない、よけろ」。多くの人が行き交う大阪のメインストリートの御堂筋で30日、ワゴン車が車や人に次々と衝突した。タイヤをきしませて急発進する暴走車。ミナミの街に逃げまどう買い物客らの叫び声が響いた。
 乗用車に乗って八幡筋で信号待ちをしていると、ワゴン車が正面から突っ込んできた。ワゴン車はバックして再び前進し、計2~3回ぶつけられたという。
 ワゴン車の男性会社員(65)は車から降り、福田さんの車に近づいたが、再びワゴン車に乗り込んだ。福田さんは「男性は興奮していたようだ。その後、自転車の女性をピンポン球のようにはね飛ばした」と振り返った。 
 一方、ワゴン車内には煙が充満し、フロントガラスに大きなひび。運転席の男性は顔から血を流し、放心した様子だった。警察官が「大丈夫か」と声をかけると、男性は手を動かした。救急隊に担架で運ばれる際、手足の力は抜けていた。
毎日新聞 2014年06月30日 22時03分

その男は、
糖尿病患者で「低血糖の症状からの暴走か」
慎重に調べると言っていますが、
世の中に多くの糖尿病患者がいます。

「低血糖に陥ると自制心が無くなり暴走する」等との
変な噂を立てられると大いに迷惑します。

インスリン投与の私もこの患者です。

高血糖時には、何も自覚症状がありません。

確かに低血糖に陥り、
速やかに血糖値を正常値まで上げる措置を取らなければ、
意識を失い、心臓を動かす筋肉までも動かなくなる
エネルギー不足に陥るようです。
この場合は、
命に関わる危険な状態です。

鉄腕アトムもエネルギーが切れるとただの人形です。

そうなれば、ブレーキも踏めず、
ハンドル操作もできなくなるでしょう。

私の体験談として、
低血糖に陥る時には、前兆があります。

異常な空腹感と、手足の震えが止められません。
身体が危険信号を出しているのです。

これまでに二回ほどこの状態を経験しています。

その緊急措置用に「ぶどう糖」を肌身離さず持っています。
低血糖症状が起きた時に食べものを取る程度では間に合いません。

身体にエネルギーとして取り入れるのには
ブドウ糖に変換して取り込むために、
変換の必要がないぶどう糖が必要になります。

低血糖時に「自制が効かない」行動はとりません。

事故車両の男は、
保釈が認められた何処かの歌手と同じような、
麻薬や合法ハーブなどの薬物中毒症状ではないのかと
疑いたくなります。

運転行動からみれば、
前後の見境もなく、ただ「逃亡を考えただけ」の運転で
歩行者などを巻き込んだ犯罪です。

間もなく、低血糖症状には全く関係が無いものと判明するでしょうが。

全国の糖尿病患者に「失礼な」行動です。
これが本当ならば、全国の患者数から危なくて
まともに道路を歩けなくなります。

2014.07.01 NO:952