昨晩は、
家人が着付け教室で夜遅くなるので
迎えに行くことになりました。
さて、
車庫から車を出そうとしたところ、
「ズリズリ」と靴を引きずりながら
帰ってくる竜馬くんを見つけました。
一人現地で待つより、
竜馬を道連れにしようと思い捕まえることにしました。
そんなこととは知らない竜馬君は
「遅くなったけど今帰ってきたよ」と足元に甘えてきます。
「竜馬付き合いなさい」と言って、
車に連れ込みました。
車に乗るのは、
キャリングケースに入れられて動物病院に行く時だけです。
消毒の匂いと注射が待っているので余り行きたくないところです。
それを感じるのでしょうか・・。
走り出すと大きな声で
「ニヤーオ~、僕をどこへ連れて行くんや!」「車は怖いんや~」と
うずくまって叫んでくれます。
しかし、
助手席に座らせると、
背伸びをして走り去る景色を
興味半分、怖さ半分で覗いています。
いつもと視野が違います。
もちろん早さも違います。
途中、興奮が頂点に達します。声も頂点です。
目的地についてエンジンを切ると、
やっと落ち着いて助手席に座りおとなしくなりました。
待っているあいだは、
私の膝に乗ってきて下から「怖かったんよ」と私を見上げてくれます。
帰り道は、
家人の膝で抱かれて
静かに外の景色を興味深そうに眺めていました。
余裕が出たのでしょう。
どうやら車にも慣れたのでしょう。
次は、逃げ出さないように紐をつけておきます。
昨晩は、自宅でもその興奮が冷めやらないのか
家の中を走り回っていました。
2014.06.14 NO:904
舌を出すような余裕はありませんでした。