「ペット信託」と言う聞きなれない言葉が
新聞に載っていました。
「高齢者の支えに」と副題もありました。
子供が独立し、
相方が旅立って一人残された時に、
いつも隣にいて、
心の支えになってくれているのが、犬や猫等のペットです。
同居していない限り、子供達ではありません。
彼らは、
飼い主に体全体で喜びを表してくれます。
それこそ、精一杯の甘えで、気持ちが伝わります。
あの目や動作に癒され、
痴呆症等の病状を回復してくれるといいます。
我家にも、
竜馬というヤンチャ猫がいますが、
夫婦二人の切りの家族の中でオアシスです。
動物セラピーを受けているようで、
夫婦で取り合いしています。
会話が途絶えた時などには、
彼の話で盛り上がります。
しかし、現在の我々の年齢から、
猫や犬を新しく家族にするのは躊躇します。
食事と待遇から彼らの寿命は、
以前の倍になったと言われます。
これまで同居した、茶々(雌)は18年、
嵐(雌)も18年と長生きしてくれました。
夫婦とも、
これから18年も元気で飼い続ける自信がありません。
犬や猫のペット信託事業が、
安心できる制度ならばまた、飼ってもいいかなと思いますが、
親子間でも、相続は難しい世の中です。
「竜馬君」は、
まだ3歳なので、
今後15年間程度の飼育義務があります。
万が一の時には、
他人に信託するより、
近くに住んでいる息子家族に
「親子信託」する気でいます。
きっと、可愛がって
最後まで面倒を見てくれるものと信じています。
しかし、身内がいない場合や、
飼えない環境に住んでいるのであれば、
この制度はありがたいのかもしれません。
この事業が、
本当に信頼できる制度に発展して欲しいものです。
よろしく頼みまっせ!!
いずれにしても
人間と共に暮らしてきた子供と同じペットを
殺処分するのだけは許せません。
2014.02.27 NO:614
【参考引用】
死後、ペットの飼育費用を適切に残し、自身に代わる新たな飼い主を定めるにはどうするか--。高齢化が進む中、そんな悩みに答える方法として「ペット信託」という方法が考え出された。高齢者がペットと暮らすための住宅やサービスも増え、高齢でも安心してペットを飼える環境は整いつつある。飼い主の高齢化や死亡のために殺処分されるペットを減らすことにもなり、新たな動きとして注目されそうだ。【末永麻裕】
毎日新聞 2014年02月27日 06時30分(最終更新 02月27日 06時41分)
だが、自分が先に死んでしまうと困るからと、諦めてしまうお年寄りもいるといい、は「ペット信託の必要性は確実に高まる」「ペットに対する人間の意識を変え、殺処分による不幸な命を一つでも救いたい」と話している。