秋は結婚シーズンらしいですね。
結婚式場の予約が
埋まりやすい傾向にあるそうです。
日本では一夫一婦制なので
結婚は1人の人としか出来ません。
だから結婚を決めるときには
色々と考えてしまいました。
小さいころから一緒に遊んでいた
男の子がいました。
大人になっても
一緒に食事に行ったり、
プールへ泳ぎに行ったりしました。
私の家でご飯を食べて帰ることも
ありました。
楽しいときが過ぎて行くのですが
そろそろ結婚を考える年齢になりました。
しかし、彼は結婚という言葉を
口にしませんでした。
当時はプロポーズは男性がするものだと
思っていた私は
いったい、どうするのだろう、
と思ったりしました。
ある日
彼が他の女性と歩いているのに
出合いました。
彼は
「この子は違う、違う、」と
必死で彼女ではないと言いました。
ちょっと白けました。
そんな折
夫がデートに誘ってくれました。
夫は
母が小学校の教師をしていた時の
教え子です。
お付き合いをして間もなく
「僕と結婚してください」と
言ってくれたのです。
結婚したら浮気や暴力を振るう夫に
変わってしまう話も聞いていたので
不安もありました。
好き、って気持ちは
一生変わらぬものなのだろうか。
若かった当時は色々考えました。
変わらないもの・・・あるのだろうか?
そこで
「なぜ私を選んだの?」と聞くと
それは 声 だと言うのです。
声は一生変わらない。と言うのです。
とても面白い考え方だと思いました。
その時、この人と結婚しよう
と決めたのです。
私が結婚することになった時
元彼は
「なんで他のやつと結婚するんや。
僕の気持ちを知ってたやろ」
と怒ったのです。
「あなたは『結婚しよう』って
言わなかったでしょ」
と言うと
「そんなん言わんでも分るやろ」
と言ったのです。
言わなくても分る?
私が鈍いのか?分らないよ。
結婚生活は長いこと続きます。
楽しいだけじゃないと思うのです。
出発点で間違うと
先々、難しくなりそうです。
そんなの言わなくても分るやろ・・・
分らん