怒りをぐっと我慢してしまうことは
ありませんか?
本当は、やりかえしたら
すーっとするのに
逆に
「なんで、あんなことを
してしまったのだろう」と
やってしまった自分を
責めることがあります。
「自分ってダメなやつだ」
そうやって
自分を責め続けていると…
からだの調子も
精神状態も
不安定になっていきます。
妻子ある男性(恩師)を
愛してしまった友人は
「私は愛人でもいいの」と
ズルズルと関係を続けていたのですが
それを知った奥さんは
自ら離婚届を持ってきて
自分の夫を譲ったのです。
友人は妻になったのですが
「私は奥さんの家庭を壊してしまった・・・
だから、幸せになっちゃいけないの」と
会うたびに言ってました。
これって、罪悪感です。
罪悪感にはもれなく罰が付いてきます。
自分に罰を与えようとするのですね。
自分を責め続けた彼女は
とうとう、子宮癌になって
亡くなってしまいました。
特に、優しい人や
精一杯尽くす人ほど
罪悪感を持ってしまうようです。
「余命1ヶ月」と言われたお爺ちゃんを
あと1ヶ月なら家族全員で
精一杯、世話しようって言ってたのが
お爺ちゃんがエキス温熱に通って
1年が経ってしまいました。
ご家族から苦情が来ました。
「余命1ヶ月」というから
皆で世話してたのに
夜中に起こされるし
もう、家族は介護でフラフラです。
シンノオルの電圧を最大限に上げて
お爺ちゃんを死なせられませんか?」
うへぇー。殺人依頼か・・・
残念ながら
シンノオルは人を殺せる電気じゃないのです。(溜息)
介護というのは
やったことがない人には想像もつかないほど
苛酷なものです。
さて、
「思い」は
自分のからだの「細胞」にも
伝わりますし
「思い」は、相手にも届きます。
が、生駒にあります。
祈ってもらった人の病気が治ったりする
例が、書かれています。
もう我慢の限界だ
お爺ちゃんに死んで欲しい・・・
家族全員の「思い」が届いたのか
お爺ちゃんは、眠るように逝かれました。
安らかに旅立たれたので
ご家族の人はホッとされました。
あんなに楽に死ねるなら
癌もよろしいなぁ~と
皆で話したそうです。
このご家族は
自分たちが倒れるほど
世話をしたので
心残りはなかったようです。
もし、自分を責めたくなったら
“この罪悪感は必要なのだろうか”
と、思ってはいかがでしょうか。
“人は出来ること” しか出来ないのだから
もしあの時、こうしていれば、、って
自分を責めるのは
やめよう、、、と、
私は自分に言い聞かせております。