今どきの山登りは
登山口から登って
自分の車の所へ戻るのが
多い、と、夫は言います。
テントを張るにしても
キャンプ場は
沢山のテントで溢れているようです。
夫は
「僕、朝になって目が覚めて
周りに人だらけ、なんて、、嫌」
と言います。
登山途中で出会った人が
「どちらへ行くのですか?」
と言うので
滋賀県の山から
三重県側に縦走してる、と言うと
車はどうしてるのか、と聞かれ
車は乗ってない、というと
不思議そうな顔をされるんだけど
「僕は歩くために山へ来てるんです」
というと
そこで、はっ!と目覚めたような
顔をされる、と言います。
今じゃ、登山は車で来て
車の所へ戻る、というのが
一般的らしい。
色物の服を着て
サングラスをかけ
マスクなしで
大きなリュックを背負っていると
誰もマスクのことを注意して来ない
と言います。
それどころか
夫と目が合ったニイチャンは
次の駅で車両を変わった、というのです。
僕、怖い人に見える?
というので
「うーん。見えなくもない」というと
“人と同じ”でない人は
危ない人なのかなぁ・・・
と笑って言いました。
そういえば
漫画家の楳図かずおさんの
赤と白の家が
周りとそぐわない、といって
裁判に訴えられたことがあったっけ。
裁判では
この程度なら、周りとそぐわない、とは
言えない・・・ということになったけど
人や周りと違うって
そんなに問題なのかねぇ???