霊能者というものに
私自身がちょっとした偏見を持っていたように思うのです。
除霊とか浄霊といって
高額の料金をとり
何しろ目に視えないエネルギーだから
その後の結果次第では詐欺と言われてしまうかもしれません。
大美野ヒーリングのお客様が
右足から腰にかけて重く
階段も上りにくい、と言ってきたのです。
シンノオルのマイナス通電で筋肉をほぐそうとしたところ
彼女は
「これは水子の霊のせいです」と言うのです。
水子の霊が視えているのが分かるんだけど
自分では浄霊出来ないから
ある霊能者の所へ行った、というのです。
その霊能者は
「水子は外しました」といって30万円を要求してきたそうですが
外れてないのが分かるから
支払えない、と押し問答をしていたが
払わないと帰してくれないので
仕方なく30万円を置いて帰ってきたというのです。
この話を聞いて、霊能者という仕事は
結果次第で詐欺のようだな、と思ったのです。
シータヒーリングを学んだ人なら分かると思うけど
創造主に
「未浄化の霊を光に還せ」と命じるのがあるんだけど
これなどは浄霊をしてる訳です。
シータヒーラーを霊能者とは言ってませんし
30万円も頂いてないと思います。
あえていうと
30万円が悪いというのではなく
浄霊できてなくて
「外れました」といってお金を要求したのが
どうなのかな、と思ったのです。
彼女はたまたま霊が視える人だったので
「外れてない」と分かったのですが
一般の人は、浄霊してもらったと信じて
お金を払うのでしょうね。
奈良の春日神社で
「3ヶ月連続祈祷料金100万円」というのが
あったのですが
今はその張り紙はないですね。
こういう目に視えないエネルギーの扱いは
難しいようです。
さて、実は私が初めて浄霊なるものをやったのが
彼女の水子の霊だったのです。
もちろん水子が視えていたわけではありません。
私は手が敏感なので
手で空気を感じるのです。
彼女の右腰に付いている丸いボールのような空気
しかも冷たいドライアイスのような空気を捕まえたのです。
彼女は「そうそう、それです」というので
私はシータヒーリングではなく
霊を捕まえたまま言霊を唱え続けたのです。
20分ぐらい経ってその空気がふっと消えました。
同時に「あっ!上がりましたわ」と彼女は言いました。
シータヒーリングの師匠に
「みどりさん、霊を直接つかんではいけません」
と言われていたのに
やってしまったーーー。
お客様は
「ここで水子の霊を外してもらえるなんて
思ってもみなかったわ」と大喜びです。
脚が軽くなった、と嬉しそうでした。
「おいくら払えば良いですか」と彼女は財布を開けました。
おおーー! 1万円札が一杯入っているではありませんか。
いくら下さるのだろう。ワクワク ワクワク・・・
咄嗟に、「ヒーリング料金は8000円です」と言ったら
「そんな安い料金でご浄霊をしてはいけません」
と言いながら1万円を出して
「お釣りはとっておいてちょうだい」と言って
1万円頂いたのが初めての浄霊なるものでした。
霊能者と言われたくない、けど
その後も、他府県からも浄霊して欲しい、
と来られるようになったのですが
科学の進んだ時代に
視えないエネルギーを頼って来られる人たちが
後を絶たないのは
こういうのを求めて来られるぐらい
切羽詰まったものを抱えて
どうしようもなくなった人たちが増えてきてるんではないか
と思うのです。
霊には係わりたくない、、と思いつつも
大美野ヒーリングのお客様で
ややこしいエネルギーに巻き込まれてきた人の
ヒーリングと称する浄霊をやらざるを得なくなっております。
この時期、不安・イライラ・心配などのエネルギーに
振り回されないように
心穏やかに、お過ごしください。