私から見たら

その状況は“不自然だ”と思うのですが

 

ご本人には毎日のことだから

それが普通であったようです。

 

 

 

もう30年も経ちますが

シンノオルの学院を卒業して

開業してすぐのお客様でした。

 

人工透析をする予定の人でしたが

シャントの手術待ちに1ヶ月かかるというので

 

それまでシンノオルでも、と紹介されてきた人です。

 

 

卒業したてで、やる気満々の当時の私は

 

「シンノオルは腎機能が1割残っていたら

回復させられるんですよ」

 

といって、早速通電を開始し始めたのです。

 

慢性的に弱ってしまった腎臓ですから

 

最初からマイナス極をツナギコードを使って

各3分づつ通電して

 

その後バット通電でまとめる

というのを週1回

 

計4回の通電をしたのです。

 

そろそろシャントの手術なのですが

 

知人の医師の

「別の病院で検査を受けさせた方がよいぞ」

というアドバイスで

 

彼女は全く別の病院で検査を受けたのです。

 

すると

「別に異常はないですが、何かご心配なことがあるのですか?」

 

と言われて、

人工透析のシャント手術待ちであることを言うと

 

その医師は驚いていたそうです。

 

彼女はその後、30年も経つのに

月2回は、普通の健康管理として通ってくださってます。

 

 

腎臓が弱るには何かストレスがあったはずと

 

色々聞いてみたのですが

 

当時の私は潜在意識のことや

気功のことも知らず

 

ひたすらシンノオル医術士として

せっせと通電するだけでした。

 

 

だから、潜在意識を書き換えなくても

病気は治っていくんだと思います。

 

 

さて、彼女の腎臓を弱らせたのは

一体何?と興味を持った私は

 

色々話しているうちにあれっ?と思いました。

 

同居しているお姑さんは良く出来た人で

 

自分とご主人と子どもたちを先に

ご飯を食べさせてくれたそうです。

 

家族が食べる間ずっと姑さんは

テーブルの後ろに立っていたそうです。

 

私が、それって嫌じゃないの?と聞くと

それが毎日でしたから、普通でしたというのです。

 

かなり厳しいお姑さんだったようで

子どもの躾もつい厳しくしてしまったそうです。

 

今でも

「あの姑のお陰で色々学べて

強くなれました」というのです。

 

 

なら何で腎臓が弱って人工透析寸前になったんでしょう。

 

ご本人は、あの姑のお陰、と言ってますが

私には綺麗ごとのように思えます。

 

身体や魂は本音で動いています。

 

本人は、食事中に後ろで立っている姑に違和感を感じなくても

 

偏桃体は毎日“不快なもの発見”とやっていたのです。

 

副腎に送られたストレスホルモンは

延々と続くので、ついに腎臓がバテたのですね。

 

 

ストレスはご本人にも分からない・・・・

 

けど、身体は分かっているようですね。