今年に入ってから

なぜかずっと体が重く、だるい状態が続いていました。

 

タイガーを見送ったあとだから、、、と

思っていたのですが

 

1週間ほど前、

尿の色がこげ茶色になっているのに気付き

 

あっ!腎炎と診断されたときと

同じ色だ、と思いました。

 

大美野治療器で試験してみると

おへその両横が

メーターがあきらかに下がるのが

分かりました。

 

ネコの死で

腎臓に炎症を起こすほどダメージだったのか

 

と思っていましたが

 

夫に借りた“スマホ脳”という本を読んで

なるほど・・・と思いました。

 

 

 

人間の脳はデジタル社会に適応していないそうです。

 

人はずっと進化してきたから

脳も進化してきたのだと思っていたのだけど

 

生物学的にみると

 

脳はまだサバンナで暮らしている、というのです。

 

コロナで外出を控えるずっと前から

身体を動かす機会も減り、

 

昔のような形では人と会わなくなったし

睡眠時間は減っている、というのだ。

 

どうやらスマホが影響しているようです。

 

スマホのスクリーンが脳にどんな影響を及ぼすのかは

 

ドーパミンというホルモンが関係しているようです。

 

ドーパミンは

報酬物質といわれているが、それだけじゃない。

 

何かを選択させるために「さあ、これに集中しろ」

と行動を促すそうです。

 

 

報酬システムではドーパミンが重要な役割を果たし

生き延びて遺伝子を残せるように

人間を突き動かしてきた、というのです。

 

セックスによってドーパミンが増えるけど

スマホもドーパミンを増やす。

 

スマホが止められなくなるのは

こういうからくりなんですね。

 

人間の命を奪ってきたのは癌や心臓病ではなく

 

飢餓や干ばつ、感染症で死んできたのだ。

 

生き延びることを考えたら

飢餓は恐ろしい脅威だった。

 

だから人間はカロリーを強く欲するように進化してきた。

 

運よく高カロリーの果実を見つけたら

「すかさず食べろ」

 

先祖はそんな衝動に突き動かされて来たのですね。

 

しかし、現代ではそんな衝動があるのは

非常にまずい。

 

世界中で2型糖尿病や肥満が蔓延した理由が

よく分かる。

 

癌よりコロナを怖がるのは

大勢が感染症で亡くなるという現実に

元づいて進化したから無理もない。

 

 

例えば、素晴らしい免疫システムを発達させたし

感染を回避する行動も身につけた。

 

感染した人の情報を欲する衝動も持っている。

 

だからニュースを見るのをやめられない。

 

テレビやスマホ、パソコンから1日中情報が入ってくるし世界の隅々から感染者数や死者数の報告が届き

 

その結果、多くの人が途方もないストレスを感じるようになった。

 

 

WHOが「私たちはパンデミックに付随して

インフォデミックにも襲われている」

 

と注意を呼びかけましたね。

 

この本には

スマホやデジタルスクリーンを見ている害が

色々書かれていますが、

 

私が興味を引いたのは

 

脳の偏桃体です。

 

火災報知機のような役目をしていて

 

「危険発見!」と知らせてくれるのですが

 

それが焚き火なのか、湯気なのか

ヘビなのかホースなのか

 

はっきりしなくても

 

「危険だよ~」と即反応するのです。

 

そして偏桃体は私たちが眠っている間も

動いているそうです。

 

偏桃体でキャッチした情報は

下垂体にある副腎に「逃げるか戦うか」という

ストレスホルモンであるコルチゾールを送る。

 

ここで気付いたのですが

 

私の父はお酒を飲まないときは

素晴らしい人でしたが

 

お酒を飲み始めると

人が変わりました。つまり酒乱です。

 

父がお酒を飲み始めると

いつ包丁が飛んでくるかとおもうと

 

パジャマを着て寝られず

 

いつでも外へ逃げ出せるように

普段着のまま寝ていました。

 

 

多分、私の偏桃体は

お酒を飲み始めた父を見ると

「警報」を発して

 

副腎にストレスホルモンである

コルチゾールを送ったのです。

 

ひょっとしたら運悪く

父が投げた包丁が当たり

死ぬかも・・・なんてことも思いました。

 

そういう恐怖のストレスの中で

副腎がダメージを受けていたのですね。

 

 

何かあると腎臓にダメージが来るのは

生き延びる為だったんだ、と今思います。

 

 

今では暴れる父はいませんが

 

駅には

「緊急事態宣言が出ています」の看板が目に入るし

 

それを見た偏桃体は

「緊急事態宣言だぞ」と

 

副腎にコルチゾールを送ったのだろうか。

 

 

それに、、、今

 

ネコの発情期らしく

 

我が家のネコたちは

避妊手術が済んでるのに

 

なぜかオス猫たちが集まってきて

夜中にネコ同士が大声で喧嘩してるのです。

 

寝ているときでも偏桃体は「異常発見!」の

火災報知機を作動させているのだから

 

脳の神経は、多分、休まってないだろう・・・

 

 

睡眠不足は血液を汚すので

汚れた血液を漉すはめになる腎臓の負担は増える。

 

夜中に3回ぐらいはネコの声で起こされる毎日が

続く中、

 

これといったストレスはないけどなぁ~

 

じゃ済まされない。

 

ゴメンなさい。腎臓さん。

 

 

せめてデジタルデトックスをしようと

パソコンを開けない日を作ったものの

 

メールを見たい衝動に駆られるのは

ドーパミンのなせる業だろうか。

 

 

最近、腎臓や肝臓を弱らせて来る人が多くなってるけど

 

ツイッターやスマホ、フェイスブックの影響が大きい

 

・・・らしい、ということが分かりました。

 

ついでに、書いておきますが

 

夜遅くスマホを使うと

食欲が増進する可能性があることを

知っておいたほうが良い。

 

・・・とのことです。

 

では、私、

週1回、3日間のデジタルデトックスを

行います。

 

緊急の場合は、メールを開けない日がありますので

お電話を下さい。