いきつけの美容室には
80歳になる美容師さんがいます。
5年程前に、脳梗塞で倒れ
左半身が動かなくなったそうです。
担当した医師は
「この腕はもうダメです」と
冷たく突き放すように言ったそうです。
その言葉に怒りを感じて
“よーし。見てろ。動くようにしてみせる”
と、自力でリハビリに励んだそうです。
指を1cm上げるのに
物凄い激痛が起こるというのです。
経験した人にしか分からない苦しみなのですね。
彼女は、自力で足も腕も、指も
全部動くようになって
美容師の仕事に復帰したのです。
この仕事が好きだから・・・・
その一念だったのでしょうね。
「あのアホ医者の言うことを聞いて
首の手術をしなくて良かったわ。
あんな医者に手術してもらうぐらいなら
自力で回復してやる、と思ったんです」
と彼女は話してくれました。
シンノオルでも脳梗塞の後遺症に
マイナス通電して回復を助けますが
美容師さんの何とも凄い体験談を聞いて
色々思いました。
案外、“なにくそ”と思わせた
アホ医者が良かったのかも、、、なんちゃって・・・
多分、そのお医者さんは
最善を尽くしてくれたんだと思う・・・
いずれにせよ
麻痺しても回復できる生命力の凄さや
ダメだと言われても、諦めない生き方を
美容師さんから学びました。
ありがとう~~