オピオイドってご存知ですか?
麻薬です。
ケシから採れる成分で
鎮痛、陶酔作用があるのです。
ケシは綺麗な花なんだけどね。
モルヒネやヘロイン、コデインなどは
聞いたことがあると思います。
痛みを止める為に、どうしてもこれが必要な人もおられて
医師が処方されていると思います。
さて、
咳止め薬や風邪薬に麻薬が入っているのですね。
実は私、最近まで知らなかったです。
みんな、知ってて飲んでいるのかなぁ?
10代の若者の
咳止め薬と風邪薬の
薬物依存症が問題となっていますが
ドラッグストアで安価で簡単に買えるので
近年、急増しているということです。
オピオイド依存症は
アメリカで年間数万もの死亡者を出しているそうです。
たまに飲むのなら良いでしょうが
依存症となったら使用量がどんどん増えていきます。
脳内の呼吸中枢を抑制し
無呼吸状態になり死亡してしまう、、といいます。
咳き止めに効果がある「コデイン」は
新ルルーA錠s
ベンザブロックSプラス
パブロンAG錠・・・
など、様々な市販の風邪薬や咳止めに使われています。
「あなた~の風邪に」って宣伝されていますが
アメリカでは2017年4月に呼吸困難や呼吸不全などの
副作用を起こす危険があるため
12歳未満の子どもには使用禁止となりました。
日本の厚生労働省は
日本の子どもが呼吸困難などを起こすリスクは
遺伝学的に欧米よりも低く、死亡例も出ていない、として
急いで禁止する必要はないだろうと
準備期間を設けて
「コデイン」を使った薬は
2019年から12歳未満は使用不可
となりました。
若い人たちが、風邪薬なのか麻薬なのか
分からずに飲んでいるとしたら
ちょっと心配になります。