”王様の漢方” というDVDを見ました。
中国で仕事をしているある男性が
40年も治らなかった目を
中国人の医師に
たった1本の鍼を打ってもらっただけで
あっけなく治ってしまったことで感動し
病気を治すツアーを企画したのです。
様々な病人を
中国人の医師の所へ連れて行ったところから
物語が始まるのですが
延々と続く万里の長城の雄大さに
圧倒されました。
何しろ規模が大きい・・・・・・
あの雄大な景色を見ているだけで癒されます。
語られる言葉に はっとさせられます。
先生は弟子に問います。
「どんな医者が名医だと思う?」
弟子は言います。
「早く、安く、痛くない、これは世界共通ですよ」
先生が
「完治しなかったら?」と聞くと
弟子は
「人は努力し、神が癒します」と答えるのです。
先生は
「人事を尽くして天命を待つ。
天命は与えられるもので、変えられません。
病気も運命ですが
努力しだいで変えられます。
人間は不変と可変の間に生きています。
癌は全身に発症するが、心臓にはどうですか?
増殖や成長のない細胞は癌になりません。
どんな時も我々の細胞は
分裂を続けています。
誰もが前癌症状を生きているのです。
「健康とは、ただ病気でないことではありません。
無数の病気と共に生きることが自然なのです。
平常心は生きる術なのです」
と延々と語ります。
無数の病気と共に生きることが自然・・・
中国人の医師の淡々と語る言葉と
雄大な自然に、心が洗われるようでした。