事あるごとに
「私、あかんわ~」と言ってた彼女を
自己価値を上げる潜在意識ワークを
何度もしていました。
回を重ねても、職場で馬鹿にされ
「やっぱり私、あかんわ~」と、言うのです。
職場だけでなく
自分でも、自分を馬鹿だと認め
「私、馬鹿やわ~あかんわ~」が
口癖でした。
職場では孤立状態になり
「皆から責められる」・・・
と、辛い毎日のようでした。
人はメリットしか選ばない、、、といいます。
嫌なこと、危険なこと、を回避するために
最善だと思うことを選ぶそうです。
わざわざ責められることを選ぶ?
わざわざ自分を責める?
じゃあ、そこにメリットなんてあるのか?
と思いますよね。
不思議な感じがしますが
「私、あかんわ~」と言ってる人を
「そうや、そうや、あんたはアカン人や」
なんて言いにくいです。
反射的に
「そんなことないよ~」・・・って言いたくなります。
メリットとしては
先に自分を責めてしまうことで
それ以上のダメージを避けられるようです。
それに、事件?トラブル?を起こすたびに
また、あの人か・・・と
皆が注目します。
良い注目でなくて
困った注目でも
それでも皆が自分に意識を向けてくれます。
あぁ~自分は、なんてダメな子なんだろう~
悲しいわ・・・
潜在意識のチャイルドは
悲劇のヒロインに浸っております。
兄弟姉妹が多くて
中々、自分が母に注目されない、、
と思った子ども時代に
トラブルを起こしては
母が問題解決に出てきてくれたり
怒ることで、自分に意識を向けてくれた
快感を忘れられず
悲劇のヒロインをやってしまうこともあるようです。
しかし、それに浸っていると
どんどん悲劇を引き寄せていきます。
潜在意識は、良いか、悪いかの判断はせずに
望むものを叶えようとします。
主役になりたければ悲劇が必要です。
しかし、今の自分は
自分ばかりがなぜ、こんな辛いことが起こるのだろう・・・
という悪循環におちいっています。
何かおかしいな、、、と思ったら
自分を責める、悲劇の主人公をやってないか
ちょっと考えてみてください。
色々と潜在意識ワークを重ねるうちに
「私、あかんわ~」の口癖が
いつの間にか出なくなってる彼女がいました。
「私、ダメだわ」とか
「アカンわ~」という言葉を言って
オーリングテストをすると
指が開いてしまいますが
そんな言葉が出てしまった後に
「そんな自分も愛おしい」
「そんな自分も好きだ」
という言葉を付け加えると
オーリングテストの指が閉じて
体にダメージを与えなくて済みます。
保護服が似合うフーちゃん
保護服を脱いだフーちゃん

