最初、連絡いただいた時は
お断りしたのです。
赤ちゃんに通電したことがないし
もしもの事があれば、、、と
自信がなかったのです。
お断りしてから30分後に
玄関にお母さんと、おばあちゃんが
赤ちゃんを抱いて、立っておられました。
大きな病院へ行くようにと
紹介状をもらった時点で
お母さんの不安は、相当なものだったろうと
思います。
私は兄の通電を思い出して
麻痺なら通電してみよう、、、と思いました。
ただし、電圧は1.5ボルトから様子を見ました。
(勿論、+極です)
もし、電圧が負担になるようだったら
抵抗を入れようと、思いましたが
赤ちゃんは、気持ち良さそうにしているので
2日目からは、3ボルトにしました。
大丈夫そうなので
3日目からは、4.5ボルトにしました。
家での手当てとして
コンニャク湿布をしてもらうことにしましたが
赤ちゃんが火傷をしないように
お母さんの指をコンニャクの下に入れて
温度を確かめながら、やってもらいました。
赤ちゃんは
4日目に顔面が動くようになりました。
まとめの通電は
この場合は、普通の健康通電が出来ませんので
赤ちゃんの手に+極の布導子を当て
足に-極の布導子を当てたのです。
(コードは繋ぎコードを使いました)
通電量が少ないので
3分間だけにしました。
赤ちゃんは
泣かずに気持ち良さそうにしていました。
兄と、この赤ちゃんの顔面麻痺は
+通電をしましたが
腕や手、足の麻痺には-極を使います。
