今、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』

という本を読み直しています。

 

 

 

昭和49年発行です

 

環境汚染を引き起こす殺虫剤や農薬・・・

 

人が人工的に作り出していった化学物質によって

地球全体が汚染されていく。

 

人や動物の遺伝子が狂わされていく状況が

生々しく書かれているのですが・・・

 

 

自分がガンになったのは なぜ?

 

 

食中毒のように

「あれが食あたりの原因だ!」というのは

分かりやすいですが

 

10~20数年経って出来てきた腫瘍は

もう原因が分からないでしょう。

 

 

私は昭和24年生まれですが

 

小学生の時の食卓には、毎日、豆腐がありました。

 

防腐剤として豆腐に添加されていたAF2が

発ガン物質であるということで中止になったのですが

 

1965年に厚生労働省が認可して

 

ジャーナリストの郡司篤孝氏が

「AF2は人体に危険だ」と警告して

 

製薬会社が「風評被害だ」と裁判で訴え

 

長い間、争っていましたが

 

東京医科歯科大学の教授グループが

 

「人の遺伝子の染色体に異常を起こさせる」

ということを発見して

 

ようやく1774年に

AF2の認可が取り消されたのですが

 

その間、9年掛かりました。

 

沢山、食べてしまったよ~

 

 

 

おやつに食べていたホットケーキに

チクロという添加物が入っていて騒がれたのも

覚えています。

 

 

発癌性や催奇形性の疑いがある

ということでチクロが禁止になりました。

 

 

あぁ~~もう今更、ですよね。

 

 

今は放射能の問題があって

もっと複雑な体内汚染がある時代です。

 

 

自分がなぜガンになったのか

なぜこんな病気になったのか

 

というのは、見当もつかないと思います。

 

 

ストレスが免疫を落とすのは

もう知られていますが

 

それと同時に

体内の毒を出さないといけない

というのは、本能的に感じます。

 

 

日本が許可していても

他国が危険を察知して中止となった添加物など

 

知ることも大事かな、と思うのです。

 

今更、と言ってないで

 

これからもデトックスできるもの、を

探し続けようと思います。

 

 

 

夫は私と正反対の性格です。

 

「全部、気を付けるのは無理だから

亜硝酸ナトリウムと化学調味料だけ避けよう。」

 

そして、「入ったものは出せばいいんだ」と

言います。

 

 

何事にも動じず、滅多に怒らない人です。

 

しかし、弱点があります。

 

霊?(見えないから分からない)を感じやすくて

 

山から帰ると

 

「おい。僕の肩を視てくれないか?

多分、動物霊ではないかと思うのだ」

というのです。

 

私は霊より

環境汚染のほうが気になります。